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2009年12月27日 (日)

[野菜の学校]さといも

Junbi_imo  12月の[野菜の学校]、旬の野菜はさといものうち、親芋を食べるタイプのものを中心に取り上げました。試食は、八つ頭、セレベス、京芋の蒸したもの、からとり芋のみそ煮、番外のミニくわいは素揚げ。

*以下解説は市場の資料から
■八つ頭↓Ayatugasira05Ayatugasira_musi
・産地:埼玉 浦和
・品種:里芋(八つ頭)
・特徴:(親子兼用種)親芋と子芋が分球しないため、親子がひとつの塊になるタイプ。食感はほくほくしている。
◇当日はかった重量:1240g/1個

■セレベス↓B_seeebes05B_seeebes05musi
・産地:千葉 マル新
・品種:里芋(セレベス)
・特徴:(親子兼用種)インドネシヤのセレベス島から伝えられた里芋。発芽部分が赤い、食感はホクホクしており薄味の煮物に向く。
◇当日はかった重量:520g/3個
※さといも全体の生産が減っていますが、千葉のセレベスはさらに少なくなっているそうです。

■京芋↓C_kyoimo05 C_kyoimomusi
・産地:宮崎 JA小林
・品種:里芋(タケノコ芋)
・特徴:(親芋用品種)地上に頭を出す形が竹の子に似ていることから九州地区ではタケノコ芋とも呼ばれている。煮崩れしにくく、煮物に使いやすい食材。
◇当日はかった重量:730g/1個
※「京芋」って京野菜みたいですが、宮崎県の特産で、この名前も産地でつけたといいます。「京料理」というと、なんか洗練されているような感じ。そんな連想を利用しようというネーミングでしょう。

■唐の芋↓D_tohnoimo05 Shop05
・産地:千葉県 北習志野の直売所「味菜畑」
・品種:里芋(八つ頭?)
・特徴:親芋も子芋も茎も食べられる晩生種の赤茎の里いも種芋。
◇当日はかった重量:2010g/1個
※10月に食生活ジャーナリストの会の勉強会で見学した、農事組合法人船橋農産物供給センターの直売所「味菜畑」で買った、大きな里芋。味菜畑で品種を聞いたら「八つ頭と同じ。デコボコしないように改良したもの」とのことでしたが、「唐の芋」を調べると「エビ芋」となっている資料もあり、「唐の芋」にもいろいろあるのかもしれない。

■からとりいも↓Akaratori02 Akaratorimisoni
・産地:山形県 庄内 直売「めんたま畑」
・品種:里芋(からとり芋)
・特徴:芋がらをとるから「からとりいも」。270年以上前から庄内地方の水苗代で作られてきた里芋。親芋、子芋、葉、葉柄まで、食べられる。
◇当日はかった重量:850g/1個
山形在来作物研究会フォーラム2009で配られた小冊子にでているからとりいも料理のレシピを参考にして、みそ煮にしました。「みなさんに、茎と根をいっしょに食べていただきたいので、長く薄く切った」と料理担当。

■甚五右ヱ門芋↓Ijingoeumon05 Ijingoeumon06
・産地:山形県 最上
・品種:里芋
・特徴:「門外不出」という里芋。親も子も食べられる。
◇当日はかった重量:親芋590g/2個 子芋240g/7個
※子芋はつるりとした食感のおいしいお芋でした。

■ミニくわい↓Ukuwai04 Ukuwaisuage
・産地:広島 JA福山市
・品種:青くわい
・特徴:青くわいのミニタイプ、大阪伝統野菜の吹田くわいとよく類似している。
◇当日はかった重量:1パック220g
※素揚げに塩を振って試食。「ビールがほしい」という声が。

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コメント

こんにちは〜松太郎ママです。
里芋だけではないけど、本当に野菜や果物の世界は奥が深いですね…畑をやってなかったら里芋は普通の里芋しか知らないだろうし、親イモの美味しさもです。京イモやクワイは里芋の仲間なんですか?びっくりです!クサマさんの里芋の記事読んでたら芋煮が食べたくなってきたーhappy02

投稿: 松太郎ママ | 2009年12月28日 (月) 09時53分

■松太郎ママさん
ごめんなさい。説明不足でした。
くわいは里芋の仲間ではないんです。
[野菜の学校]には「旬の野菜」というプログラムがあり
くわいは旬というか、お正月の縁起ものなので
東京青果の方が用意してくださったのでした。

投稿: クサマヒサコ | 2009年12月29日 (火) 08時13分

てっきりクワイの葉っぱは里芋の葉っぱみたいで、てっきり仲間と思ってました〜教えてくださってありがとうございますhappy01考えてみたら一度くらいしか食べたことないかも…

投稿: 松太郎ママ | 2009年12月29日 (火) 09時38分

こんにちは。はじめてコメントさせていただきます。
私は野菜をつくって朝市で売っているのでクサマさんのこのページはとても参考になります。
私の住んでる福井県大野市はサトイモが特産で何種類か私もつくっています。
唐の芋も八つ頭もつくっているのですが私の知ってる限りでは、八つ頭を改良したのが唐の芋というのは聞いたことがありません。
2つともよく似ています。特徴としてはズイキ(茎)の太さが違っています。
八つ頭はズイキの太さが1~2cmほどの細いものでたくさん出ていますが、唐の芋は太いものは10cmほどで1か所から出ています。
八つ頭のズイキはこっちではスコという酢の物にして食べています。皮をむき、塩でしんなりさせて空煎りし酢と砂糖を入れ真赤にさせて冷やして食べる郷土料理です。
唐の芋のズイキは、八つ頭よりもアクが強くてフカフカするのでスコよりも乾燥させて保存し戻して食べたりする方がいいです。
でもこの辺ではほとんどの人が唐の芋のズイキは畑に置きっぱなしにして土に戻しています。
芋は八つ頭の方が甘みがある気がします。
昔は唐の芋の頭は殿様にあげます習慣があったらしく、殿芋と書く方もいます。

投稿: sosaian | 2010年1月19日 (火) 20時55分

■sosaianさん
八つ頭と唐の芋のお話、ありがとうございます。
千葉の直売所では、確か「八つ頭を改良した」と聞いたんですが
「とうの芋」とひらがなで書いてあったので
「唐の芋」とは違うのかな、と思ったり…。
巨大なダチョウの卵のような形をしていました。
ちなみに〔野菜の学校〕で展示したもので、2キロ以上です。

投稿: クサマヒサコ | 2010年1月20日 (水) 12時19分

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