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2010年1月 5日 (火)

「元寇(げんこう)」という柑橘

Genko02 昨年のいただきもの、まだ続きます。
よこはま青果塾の藤岡輝好委員長が「こんなもの見つけました」と…。「元寇」という柑橘らしからぬ名前の柑橘です。1個70~80g。

Genko03 袋にいっしょに入れてくれた紙には

元寇(ゲンコウ)
玄界灘に浮かぶ周囲14㎞の島「馬渡島(まだらじま)」で見つかった固有の品種『元寇(ゲンコウ)』。かぼすやスダチなどと同じ香酸かんきつの仲間で、さわやかな香りと酸味が料理やお酒に相性ばっちり! ぜひご賞味ください。
JAからつ 松浦東部

「マダラジマ」って入力して漢字変換すると、フツーは「斑縞」でしょう。「馬渡島」で「まだらじま」と読ませるのは難しいと思う。Genko_cut01
玄界灘に浮かぶという馬渡島。馬が海を渡ってきた、というような伝説があるんだろうか。島の公式ホームページをみてみました。と、♪ジャーン♪ 音楽が始まっちゃった。あわてて、次のページに行くと…

「馬渡島」の名前の由来には2説あり、一つは大陸から最初に馬が渡ってきたから、もう一つは源義家の甥、中近江馬渡の本馬八郎義俊がえん罪を受けてこの島に流され、斑島を馬渡島と書き改めたから。
いずれにしても大陸に近い。先史時代から大陸との交流があり、奈良時代には遣隋使・遣唐使などが「風待ち・潮待ち」する島として、大変重要視されていた。そこで、もちろん蒙古軍もやってくる。元寇です。

1274年(文永の役)、蒙古襲来。二万五千の蒙古軍は、対馬壱岐を経て馬渡島にも上陸。島民は撃退につとめたが、とうとう島の西端 城山に追いつめられ矢が尽きてしまった。そのとき、一人の老婆が「石も石、この石一つ」と叫び、全身の力で石のひき臼を頭上高く持ち上げて、蒙古兵めがけて投げおろした。それが蒙古兵の大将の頭に当たり、蒙古兵は退散してしまった。

Genko_cut02 こうして馬渡島は勇ましいおばあさんに救われたわけですが、このかわいい柑橘に「元寇」という名前をつけたのはなぜなのだろうか…。まあ、めったにバッティングしない名前であることは確かですし、忘れにくいのも事実だけど。
「元寇」という名前のイメージほど、強い味ではありません。あっさりした香りと酸味の柑橘でした。

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