[野菜の学校]だいこん(続)
*以下解説は資料から
11.ミニ
・産地:茨城 筑波中央出荷組合
・品種:白姫二十日
・特徴:1回の調理で1一本を使いきることのできる大根。用途は、サラダ、浅漬け、薬味など。
12.貝割れ
・産地:埼玉 三和農林
・品種:貝割れ大根種
・特徴:スプラウト。大根の幼苗で、子葉の形が貝を割ったようなのでこの名前がついた。
◇写真は赤だいこんのかいわれ「ベニーナ」
13.源助
・産地:石川 金沢
・品種:源助
◇加賀野菜。宮重系の選抜種と練馬系打木大根の自然交配をもとに選抜、固定された。
14.練馬
・産地:東京 練馬 渡戸章氏
・品種:早太り練馬大根
◇前日、高広青果のヨシエさんとクサマが、練馬にある渡戸章さんの畑で抜いてきた大根。なるほど、大根抜きってすごくたいへんな作業だ。
15.青芯
・産地:不明
・品種:中国種?
◇カタチ的に紅芯大根に対する青芯大根ではないような。
16.甘っ子
・産地:不明
・品種:韓国系のだいこんではないか、という解説あり。
◇高広青果のヨシエさんが、「すごくおいしいんだって」と持って来た飛び入り。産地、品種など不明。ネットには「あまっ娘完熟ミニ大根」という記事があった。これかしら。
17.新三浦 ※写真なし
・産地:埼玉県
・品種:固定種 自家採種
◇野口種苗におつとめの受講生が持って来てくれた飛び入り(なので写真撮影の時間がなかった)。「新三浦」という名前から、一瞬、三浦だいこんから作ったF1かと思うけれど、その逆。自家採種している本物の三浦だいこん。作っているところは三浦半島ではないけれど。
18.味一
・産地:神奈川 JA三浦
・品種:味一(愛三種苗)
◇以前、八百屋塾で「味いちばん」という千葉県産のだいこんにお目にかかったことがあります。姿は近いけれど、あれとは違うのね。味いちばんはシンジェンタシードのタネだった。
19.ちいさい根(ね)
・産地:御倉多公子さんの菜園
・品種:F1ちいさい根 朝日工業
◇朝日工業のサイトでは、サラダ、浅漬けなどに適する「葉が柔らかくまるごとおいしいミニだいこん」と紹介されているが、姿をみたプロたちから「これは辛み大根だ」という声が出て、すってみると確かに辛い。カットして食べると、ぜんぜん辛くなくて美味。私はすらないほうがいい。
20.黒ラディッシュ
・産地:御倉多公子さんの菜園
・品種:ウィンターラディッシュ ウィンターブラック
◇イタリア種。「ピリリと辛いラディッシュ」とか。御倉さんが作る野菜は、どれもなぜかすごく美しい。
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