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2010年3月 3日 (水)

八百屋の匠、杉本晃章さんの本

Sugimoto_book
北千住にある杉本青果店のご主人、杉本晃章さんのご本が出ました。『~八百屋の匠が教えてくれた美味しい野菜の選び方~あなたはほんとうに美味しい野菜を食べていますか?』。
おなじみの野菜から新野菜、中国野菜、フルーツまで、どうしたらおいしいものを選べるか、八百屋さんの知識を惜しみなく披露しています。

この本にこめた杉本さんの思いが、まえがきにあります。

多くの人に美味しい野菜を食べてほしいね。
そうすれば野菜がどんどん美味しくなっていくんだよ。

野菜の美味しさって、その野菜が持つ独特の持ち味だと思うんだ。甘みや酸味、食感はもちろん、香り、辛味、渋みやえぐみも持ち味のひとつだね。甘いけどニンジン臭いニンジン、アクが強いけど香りも強いゴボウ、そんな本来の持ち味や美味しさを持った野菜が、F1改良によってどんどん薄められてきたんだ。そうして、見た目はいいけど持ち味の薄い野菜ばかりになってしまった。
でも、まだ間に合う。この本を読んだあなたは、ここに書かれている知識を使って、美味しい野菜を選んでほしい。美味しい野菜を選ぶ消費者が増えれば、生産者や流通(八百屋、スーパー)も変わらざるを得ない。「値段の安さや見た目の良さ」より「美味しさ」を求める人が増えていけば、きっと美味しい野菜が増えていくはず。在来種をがんばって作り続けている農家や、F1種でも作型にこだわり、美味しい野菜を作ろうと試行錯誤を繰り返している農家は確実にいる。そうした生産者の野菜を積極的に購入し、評価し、応援しよう。それが彼らの大きな力になるはずだよ。

本文では、一つ一つの野菜について、「八百屋の匠だから知っている」6つのポイントを紹介。そのポイントとは

  1. いまいちばん美味しい品種
  2. いちばん美味しい旬と産地
  3. 野菜のお得な買い方、選び方
  4. この野菜は買ってはいけない
  5. 品種によって違う正しい料理法
  6. 野菜の力、栄養と効能

ちなみに、なぜ「八百屋の匠」なのか。2005年、杉本さんは(財)食品流通改善機構に「匠の店」の称号を授与されました。これは、食品に関する豊富な知識に基づき、地域における食品小売業の模範的機能を果たしている店舗・事業者の認定制度で、食料品小売店では50店のみだそうです。

■八百屋の匠が教えてくれた美味しい野菜の選び方
『あなたはほんとうに美味しい野菜を食べていますか?』
・杉本晃章著 竹書房刊 本体1300円+税

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