江戸野菜 のらぼう菜の摘みとり
江戸東京・伝統野菜研究会の大竹道茂先生が[野菜の学校]スタッフをお誘いくださった、のらぼう菜の摘みとり体験。4月の寒い日、小平の宮寺光政さんの農園にお邪魔しました。
東大和市駅で待ち合わせ。イタリアンレストラン<マザーズ>でスペシャルランチをいただき、武蔵野の緑を満喫しながら、野火止用水に添ってちょっと遠足。
やがて宮寺さんの畑に到着しました。
すごくきれい。畑のことをよく知らない私にも、隅々までていねいに手が入っていることがわかります。
いよいよ収穫体験。のらぼう菜は、茎のてきとうなところで、ポキッと折れます。みんな楽しくて、なかなか畑から出てこない。
遠足のメニューはまだありました。
最後は、東大和市駅のそばにある「都立薬用植物園」。ボランティアでガイドをしてくださった、きんだいちさんのウンチクが面白くて楽しくて。
マザーズのランチから植物園のアミガサダケまで、すばらしい一日。
大竹先生、ほんとうにありがとうございました。
ちなみに「江戸東京野菜カレンダー」の4月は「のらぼう菜」です。
その解説によると
江戸中期に秩父・多摩地域から川崎に到るまで「闍婆菜」という名前で、菜種油をとる菜の種子が幕府から農業振興のために配られたのが始まり。菜種油だけでなく、育った若葉をおひたしや汁の実として食べると、くせがなくおいしいことから、あきる野地方の名産野菜として育てられてきました。栽培農家ごとに少しずつ形や色が違っているのが特徴です。
宮寺さんののらぼう菜は、ゆでていただきました。洗って根もとのほうをカットすると、青い葉っぱのいい匂いがしました。
ミントの鉢もいただいた。しばらく台所の窓辺においておき、家と塀のあいだの細い隙間に植えました。生きてくれるかな。
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