うりずん
■島らっきょうの浅漬け
メニューには「沖縄のらっきょうはエシャレットに似たスマートな姿」と。エシャレットが比較の対象になってるってことは、エシャレット-らっきょうは何の疑念も抱かれずに野菜社会の市民になっているんですね。島らっきょうの浅漬けのほか、天ぷらのメニューもありました。
■ドゥル天
「ターンム」と呼ばれる田芋のコロッケ。その中に「豚アグーとしいたけなどを練り合わせ、からりと揚げた」ものといいます。
■パパイヤイリチイ
せん切りの青パパイヤ、にんじん、にらなどの炒め煮。
■ニガナの白和え
ニガナは苦い菜と書くから、苦いと思うと、ぜんぜん。
■ナーベラー
土のようなカビのようなにおい…。やっぱりヘチマはちょっと苦手。
■ソーメンプットゥルー
ゆでたソーメンを炒めただけ。青い葉っぱは島菜(からし菜)の塩漬け。海苔がのっています。すごくシンプルな調理法ですが、うまみ調味料の使い方が上手なのかも。
■血イリチー
メニューによると「豚肉と内臓(中身)、にんにく、にらを炒めて、新鮮な豚の血でからめたスタミナ料理。豚をまるごと一頭食べつくす、沖縄ならではの伝統的な一品です」
■海ぶどう
味が上手についています。沖縄へ行ったときに、海ぶどうの養殖場を見に行った話が出ました。
■ウムクジプットゥルー
メニューには「ウムクジはさつまいも(紅芋)のでんぷんのことで、沖縄の保存食。これを練って揚げたものが天ぷら。にらを加えて炒めた、お好み焼き風のものがプットゥルーです」とあるけど、私のお好み焼きのイメージからはずいぶん離れていた。ドロリとしていて、粘度の高い葛湯のような不思議なもの。塩味です。まずくありません。
■煮付け
煮付けに入る基本アイテムは、豚肉、大根、昆布らしい。味つけはしょうゆかみそのいずれか。これはしょうゆ味の煮つけ。ちょっと甘かった。
■フーチバージューシー
フーチバーとはよもぎ。ジューシーは雑炊(のはず)。ですが、「フーチバージューシー」といって出てくるのは、しばしばよもぎの炊き込みごはん。もっと香りのクセが出ているかと思ったけれど、まったく感じませんでした。
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