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2010年4月18日 (日)

[野菜の学校]⑥ナーベーラー

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「ナーベーラー」とは、へちまのこと。へちまというと、連想するのはタワシとかヘチマ水ですが、沖縄では夏野菜のひとつです。私はへちまをみそで調味した沖縄料理を何度か食べています。初めて食べたのは沖縄へ行ったとき。2回目は、この前のうりずんで。それから[野菜の学校]準備の試食のとき。ちょっと苦手な味なのですが、今回は案外よかった。

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■お話のまとめ

  • インド原産のウリ科の一年草。中国を経て江戸時代前期に沖縄に渡来。 
  • 沖縄では、ゴーヤーと並び夏野菜の代表。
  • 開花から2週間頃、20cmほどの若い実を食べる。
  • 繊維がかたくならない品種を食用にする。
  • 水分が95%。エネルギーは16kcal。
  • 咳止め、利尿効果がある。食物繊維を大量に含んでおり整腸作用、夏バテ防止などに効果があるといわれる。
  • ほろ苦い風味がある。
  • 水分にミネラル、うま味が含まれているため、水分を一緒にとる料理が多い。
  • 皮を薄くむき、柔らかい種をつけたまま使う。
  • 水にさらさずに、そのまま炒めたり、煮たりする。
  • 調理すると水分が出るので、加える水分は少なめにする。
  • 火を通すとトロミがでる。
  • 味噌との相性がよい

■生(左)とゆで(右)
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■みそ炒め煮
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使っている島豆腐は、スタッフが前日に銀座のわしたショップで入手したもの。気合いが入っていました。だからかな。今まででいちばん食べやすかった。この野菜のおいしさがわかるか、と聞かれると、答えにくいけど。

沖縄で食べたときの記事で、私はこの野菜を「ナーベーラ」と呼んでいました。そのときは、現地でいただいた『沖縄の伝統野菜等と食材』(沖縄県農林水産部・ 沖縄県中央卸市場発行)に、「沖縄全域で呼ばれている名称」と書いてあるので「ナーベーラ」にしたのですが。
うりずん」では「ナーベラー」で、メニューに書いてあった表記。
今回の記事は「ナーベーラー」にしました。これは、JA沖縄の方から教えていただいた「沖縄伝統的農産物データベース」において、沖縄本島の呼称と紹介されているもの。なので、これからは「ナーベーラー」で統一するつもりです。ちなみに宮古では「ナビャーラ」 、八重山では「ナベーラ」だそうです。
生活のなかで使われる野菜の名前は、文字に書かれるより前に、話し言葉の中に出てくるわけだから、それを文字で表すときに揺れてしまうのは当然でしょうね。

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