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2010年4月17日 (土)

[野菜の学校]③野菜パパイヤ

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パパイヤの未熟果は、たとえばタイのソムタム(青パパイヤのサラダ)のように、野菜として食べます。パパイヤが採れる南の国ではきっとどこでも、青いパパイヤ=野菜、黄色いパパイヤ=フルーツなのでしょう。一般的に「青パパイヤ」、沖縄本島では「パパヤ」 、宮古では「マンジュウギ」 、石垣では「マンジュイ」と呼ばれる野菜です。

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■お話のまとめ

  • パパイア科
  • メキシコ南部原産の常緑性小高木。沖縄へは中国から台湾を経て18世紀頃に入ってきたといわれる。
  • 葉野菜が少なくなる暑い夏に貴重な野菜。
  • エネルギー:39kcal ビタミンC:45mg
  • たんぱく質を分解するパパイン酵素を含む。
  • パパイアのビタミンCは、115mgで15分間加熱処理しても分解されないといわれている。
  • パパイヤを食べると、母乳の出がよくなるといわれており、出産後によく食されてきた。
  • 生、炒め物、煮物、漬物などさまざまな料理に使える。
  • 半分に切り、中の種(ない場合もある)をスプーンか手でとる。ピーラーで皮をむき、せん切り、薄切りなど料理によって切る。
  • 沖縄では水にさらして使う。
  • 加熱すると大根のような食感になる。
  • 皮からでる乳液が手につくと、まれにかぶれる人もいる。
  • たんぱく質の分解酵素をもつため、肉の下処理として混ぜておくと柔らかくなる。
  • 雄木(花が咲くだけ)、雌木(丸い)、両性木(やや細長で良質)がある。

■生(左)と加熱(右)
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生は水にさらして。加熱はゆで。

■野菜パパイヤのシリシリ
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細切りの野菜パパイヤとスパムの塩炒め。

“明るい管理栄養士”松村眞由子さんのブログには、野菜パパイヤのレシピがいろいろ載ってます。ご覧ください。

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