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2010年6月25日 (金)

スナックパイン

Snack_pine01
よこはま青果塾の藤岡輝好委員長からもらったブログネタです。
「このパイナップル、“スナックパイン”といって、沖縄産です。カットして、皮ごと手でむしり取って食べられるんですよ」
「へーえ、面白いの。どうもありがとう!」
「けっこうおいしかったです…」

Snack_pine04
帰宅して、食べ方をネットで調べてみました。切り方は、輪切りと縦割り、どちらでもいいらしい。私は一度には食べられそうもないので、カット面の小さい輪切りにしました。
切るとみるみるうちに果汁がにじみ出てきた。あわてて5角形になってる部分がはずれるように力を入れると、あら。取れちゃいます。で、そのまま口に持っていくのですが、案外可食部分は小さくて、果皮のところに残っている果肉を食べられないかとしゃぶったり吸ったり…。あまりオギョーギがいいとはいえないけれど、おいしいからしょうがない。

以前に「楽しい果物教室」を開いてくださった間苧谷徹先生のテキストには、こうあります。

パイナップルは、イネ目パイナップル科アナナス属の多年生草本。
果実は、沢山の小花が集まった多花性集合果で、花のガクが発達してできた5角形の硬化した部分が集まって、果皮を形成する。果形は円筒形~球形で、果実重は1~2Kgのものが多く、中には8Kg前後のものもある。可食部は花軸、子房、花床、苞の基部が融合して、果肉状を呈した部分である。

なるほど、5角形の硬化した部分は、花のガクが発達してできたものなんだ。つまり、スナックパインは、花のガク一つ一つを手ではずして、「花軸、子房、花床、苞の基部が融合した果肉状の可食部」を食べられるのが特徴というわけ。スナックのように食べられるから「スナックパイン」で、品種は「ボゴール」だそうです。
缶詰のパイナップルしかなかったころは、甘さと香りが刺激的なくらい強くて苦手だったけれど、フレッシュなパイナップルは好き。

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