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2010年6月 9日 (水)

すいか勢揃い

Tenji01
夏はまだしばらく先ですが、<野菜と文化のフォーラム>主催のスイカ品種特性研究会がありました。登場したすいかは、大玉5種・小玉6種、全11種類。すいかの育種にたずさわるのは、主に専門の種苗会社だそうです。それぞれ自慢の品種を用意してくださいました

試食評価の前に、千葉県農林総合研究センターの町田剛史さんから「スイカに関する話題提供」として、次のような話がありました。

  • スイカが日本に伝わったのは16~17世紀。江戸時代後半には日本全国で作られ、雑多な地方品種があった
  • 明治時代、「権次スイカ」(奈良地方伝来種・黒皮赤肉)×「アイスクリーム」(米導入・青網状の皮・赤肉)の自然交雑で、「大和スイカ」ができた
  • 大正時代に、京都大学の研究者が奈良県内の在来種を収集・選抜し、「大和2号」「大和3号」「大和4号」になった
  • 「千葉1号」は、大和スイカからの選抜
  • 昭和初期、「新大和」ができた。F1の先駆けで、縞皮赤肉。「大和3号」×「甘露」(米導入・縞皮赤肉)の交雑種
  • 新大和シリーズが関西に普及する
  • 関東では、「千葉1号」×「甘露」から選抜した「都1号」「都2号」「都3号」が普及
  • 昭和初期に誕生したこれらの品種は、現在の育種素材の基幹品種になっている

なるほど。で、すいかの種苗会社は今も奈良県が多いんですね。

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