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2010年7月 7日 (水)

あんずいろいろ

Tenji01
フルーツセミナー
で展示されていたあんずたち。あんずにこんなにたくさんの種類があって、それをいっぺんに見ることができるとは思わなかった。感激。

あんずは、バラ科サクラ属の落葉樹。日本への来歴ははっきりしませんが、平安時代にはタネが薬用として利用されていたといいますから、古くからある果樹です。

以下は配付資料などから

1.清水号
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来歴は不明。果実重30~40g。

2.甚四郎
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須坂市南小河原の松倉甚四郎氏が在来種の中から選抜したもので、アンズ品種調査会においても優良品種として選抜された。果実重30g、糖度はBirx 8-9、pH 3.3程度。

3.新潟大実
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新潟県西蒲原郡巻町の原産。長野県に品種比較試験で持ち込まれたときに、新潟県から導入された大実アンズの意味で、「新潟大実」と呼ばれるようになったと考えられてている。果実重70~80g、糖度Brix 7~9、pH 3.3程度。酸味多く、生食には適さない。

4.山形3号
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山形県滋賀市田川郡山添村東荒屋の原産。長野県で各地のアンズ品種を集めたときに、山形県から送られてきた苗の名札が取れて、仮に「山形1~3号」としたのが品種名になった。果実重60~80g、pH 3.3程度。

5.Harcot(ハーコット)
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※写真撮り忘れ。上は、以前に食べたときの写真
カナダのHarrow研究所から1977年に発表された品種。[(‘Genava’בNaramata’)בMorden604’]×(‘Phelps’בPerfection’)。昭和54年に日本に導入された。果実は大きく、甘味が多く、酸味は少なく、食味はすぐれるが、細菌病に弱く、結実が不安定である。

6.Earliril(アーリーリル)
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アメリカで1957年に育成された品種。‘Riland’の自然交雑実生。1967年以前に日本に導入された。干しアンズには不適。

7.Rival(ライバル)
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アメリカで育成された品種。(‘Tilton’בRiland’)בPerfection’。果実重70~80g、糖度 Brix 10.6、pH 3.5程度。

8.小笠原
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青森県南津軽郡藤崎町藤崎の小笠原定次郎が発見した品種で、昭和17年に園芸試験場東北支部がアンズ品種の調査を行ったときに、比較的優良な品種としてその名が記録されている。…略…
果実の大きさは60~70gで大きい。…略…肉質はやや粗。甘味はやや多、酸味もやや多で、生食用としての品質は中くらい。
(特産果樹p31)

9.豊後
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梅と杏(アンズ)との雑種。
青森県の主力品種の豊後はうめとあんずの交雑によって出来たもので、あんずの系統を強く引いています。簡単な見分け方としては、うめは酸味が強く、種(核)が実からはずれないのに対し、あんずは種がはずれ、果実は生のまま食べることができる。

10.さつき
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「平和」と「昭和」の選抜実生

11.広島小杏
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12.東亜
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日本のあんずは「東亜系」。果実は酸味が強く、主に加工向き。

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