夏小夏
さて、夏小夏。1個170g前後ありました。
りんごのように皮をむいて、白いアルペドごとカットしていただくのは、宮崎県の「日向夏」が有名ですが、同じ柑橘は、高知県、愛媛県、熊本県、静岡県、神奈川県などでも栽培されており、地方によって「小夏」「土佐小夏」「ニューサマーオレンジ」などという名前で登場します。なかでも、夏まで出荷しているというので「夏小夏」と呼んでいるのが、高知県おおぐし農園のもの。
いっしょにアグリフードEXPOに行った高広青果のヨシエさんと「暑い夏に、酸味がさわやかなかんきつっていいよね」「そういえばかんきつはないものね」と話しました。
日向夏などが出ているのは、せいぜい5月いっぱいではないでしょうか。昔は夏も甘夏や夏みかんがありましたが、最近はあまり人気がなくなったと聞きます。そんなところに夏小夏はいいかもしれません。
いただいた袋に入っていた「こなつ通信」というプリントには
- 今年のおおぐし小夏は天候にも恵まれ大豊作
小夏は春花を咲かせ、夏には緑の実がなり、秋にその実を守るため、ひとつひとつ袋をかけます。そして冬を越えて、春収穫します。この手間ひまかけて育てた夏小夏を今年もたくさんの方に召し上がっていただきたいと思います。 - 赤い斑点について
小夏に赤い斑点が出ることがありますが、これは柑橘類特有の現象で、生育時の環境条件や収穫後の温度変化などで発生する場合があります。安全性に問題はなく、おいしく召し上がっていただけます。
■おおぐし農園
〒788-0024 高知県宿毛市樺412-1
TEL:0120-505-631
FAX:0120-505-652
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「食」カテゴリの記事
- はじめまして牧野野菜です。(2021.08.02)
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
「果物(柑橘)」カテゴリの記事
- ザボンショコラ「Froot」(2017.02.26)
- ナルトみかん または 鳴門オレンジ(2017.02.16)
- オレンジスライスジャム(2016.07.24)
- 媛小春(ひめこはる)(2016.02.09)
- 三浦市のガーデンクレスと横浜のグレープフルーツ(2015.10.20)
「青果イベント」カテゴリの記事
- ART+EATでTALk+EAT 伝統野菜はおもしろい!(2018.07.17)
- 産地見学<ゆうがお畑とかんぴょうむき>(2018.06.22)
- 「牧野野菜」の試食(2018.04.15)
- 「牧野野菜」の食べくらべ(2018.04.15)
- 「牧野野菜」のまめ-3 唐人豆(2018.04.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント