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2010年9月29日 (水)

入山きゅうり

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「入山きゅうり」は、9月の八百屋塾で紹介された群馬の伝統野菜。最近、こういう姿のきゅうりに出合う機会が多くなりました。「翡翠うり」「糠塚きゅうり」「加賀太」…。

Iriyama_kyuri04
『日本の野菜』(青葉高著・八坂書房)では、「シベリア系品種」という項目で紹介されています。「加賀太」「糠塚きゅうり」「鵜渡河原」など、「アーリールシアン系と呼ばれるシベリア胡瓜で、ピックル漬けに適した品種」。「入山きゅうり」も姿形はシベリア胡瓜に似ています。

シベリア胡瓜は、ふつうのきゅうりとは伝わった経路が違います。青葉高先生によると

シベリア胡瓜はいつどこから渡来したものであろうか。その栽培地が日本海側に多く、大陸との地理的関係からみて、おそらくシベリア大陸から日本海を渡って渡来したと見てよいと思う。そして栽培地域が広いことは、渡来の年代が相当古いことを示している。

「入山きゅうり」の来歴は不明とのことですが、こうした日本海側で栽培されていたものが群馬に伝わったのかもしれません。
下記は、当日いただいた資料の写し

吾妻郡中之条町入山地区、旧六合(くに)村を中心に、主に自家消費のために栽培されてきた伝統野菜です。入山きゅうりは、長さが17~18cmと短くて太く、黒いイボがあり、皮は薄い黄色味をしています。あまり格好は良くないのですが、果汁が多くて柔らかく、香りが良くてみずみずしいのが特長で、生でも漬物でも美味しいきゅうりです。

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コメント

こんばんは〜
見たことあるキュウリだなぁと思ったら、こないだ近所の群馬県の産直スーパーみたいな店で売ってたキュウリではありませんか!六合村産ってラベルにあって、入山キュウリと同じですよね。もちろん買って帰り食べました。このお店には時々買い物に行きますが、珍しい野菜が売っていたりして私のお気に入りですhappy02

投稿: 松太郎ママ | 2010年10月 1日 (金) 02時53分

■松太郎ママさん
そうでしたか!
それ、ぜったい入山きゅうりですね。
珍しい野菜を売っているお店が近くにあっていいですね。

投稿: クサマヒサコ | 2010年10月 1日 (金) 09時05分

こんにちはhappy01
この産直スーパー?の正式名はファームドゥといいまして(ホームページ有)、都内に何ヵ所かお店があります。私は練馬店と練馬光が丘店に時々行きます。入山キュウリはうりみたいに煮て食べたので、来年は何本か買っていろんな食べ方してみたいですねdelicious

投稿: 松太郎ママ | 2010年10月 2日 (土) 11時13分

■松太郎ママさん
情報ありがとうございます。
ファームドゥのホームページ、興味深くみました。地方の会社が東京に直売所を開き、野菜を集めて売っているんですね。新しい流通の形の一つなのでしょうね。

投稿: クサマヒサコ | 2010年10月 7日 (木) 16時52分

私は北海道の釧路に住んでいます。今年の春、知り合いから入山キュウリの種を譲り受けました。興味があり植えてみたら、見たことのない変わったキュウリです。食べてみたら、なんと美味しいではありませんか。現在最盛期です。なんとか種を採取して来年も植えたいです。

投稿: タムラフタミ | 2012年8月20日 (月) 17時48分

■タムラフタミさん
コメントありがとうございます。
そうですか。北海道の釧路で、群馬の入山きゅうりがおいしく育ったんですね。
入山きゅうりがシベリア系胡瓜の仲間とすると、なんとなく北が似合う感じがしますね。

投稿: クサマヒサコ | 2012年8月21日 (火) 13時08分

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