奥三河 天狗茄子
よこはま青果塾の藤岡輝好委員長からのいただきもの。袋には大きななすと解説の紙が入っていました。長さ約22㎝、重さ約530g。「奥三河天狗茄子」です。
解説の紙によると
- 生産地:愛知県北設楽郡JA愛知東管内(標高500~700m)
- 栽培の歴史
愛知県北設楽郡(旧・津具村)で、少なくとも戦中・戦後より栽培されている記録があり、長い間地元だけで消費されてきました。 - 名前の由来
自家採種のため奇形が多く、なかには天狗の鼻のように突起したものがあること。また、主産地である旧津具村には、古くから天狗伝説が言い伝えられていること。この2つのことから「奥三河天狗茄子」と名づけられました。 - 奥三河天狗茄子の特徴
1.大きい(1コ500g中心)
2.果肉がとてもやわらかい
3.どんな料理にも合い、料理のバリエーションが広い
4.2007年1月、「あいちの伝統野菜」に認定される - 出荷期間:7月上旬~11月上旬(ピークは8月中旬~9月下旬)
- 愛知伝統野菜の条件
・50年以上前から栽培されているもの
・現在でも種や苗があること
・愛知県に由来していること
・物種や生産物が入手できること
▼なすのシューズ風
この大きさをいかさなくちゃ、と思い、なすのシューズ風チーズ焼きを作ってみました。果肉をくりぬいて焼き、みじん切りのにんにく、たまねぎ、トマトを炒め、果肉を加えてさらに炒め、塩・こしょうとオレガノ少々。これをくりぬいたなすにのせ、チーズを振りかけて焼ました。
くりぬいて焼いたなすは、果肉の水分が多く果皮が柔らかいので、しっかりとした靴の形にはならず、布製の室内履きのような感じ。それでもできあがりの大きさは印象的ですし、自分でいうのも何ですが、味もなかなか。クセのない、素直な味のなすです。
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