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2010年10月24日 (日)

向田邦子レシピ祭り

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新橋の、飲み屋さんが続いている通りの先のほうにある、「かすみ亭」というお店での一夕。料理上手なママは、実は飲食関係編集者。一人で切り盛りしています。カウンターには、野菜をたくさん使った気取らない料理が並んでいて、あれもこれも食べたくなります。でも、お料理といっしょにお酒もいただくので、つい飲み過ぎてしまうことが多い。気をつけているのですけれど…。

会員制ですが、お料理を紹介してよいという許可をもらいました。

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私が行ったときは「向田邦子レシピ祭り」。向田さんのレシピをモトにしてますが、もちろんかすみ亭のお味になっています。

▼さつま揚げとほうれん草あえ
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向田邦子さんのレシピから。このお料理、赤坂にあった向田さんのお店「ままや」でも、新橋にあった、ままやの流れをくむお店「向嶋」でも、メニューに見あたらなかったと思い、手もとにあったレシピブック『向田邦子の手料理』(講談社)を探してみたら載っていました。気がつかなかった。こんど作ってみよう。

▼セロリとちりめんじゃこ辛煮
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向田さんのレシピでは、サラダなどに使ったセロリの残りの葉っぱを細かく刻んで作る、ごはんのおともです。これは葉っぱじゃないし、パプリカも入るので、ごはんのおともというより、立派な(ごはんのおともが立派じゃないということではなく)副菜というべきでしょうか。

▼さつまいものレモン煮
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「ままや」でも「向嶋」でもよく頼みました。これは千葉県八千代産のさつまいもだそうです。「すごく大きくて、びっくりした」とママ。掘りたてをベランダで3日間乾して、料理したといいます。甘さ控えめのお芋で、あっさりした煮ものでした。

▼卵のウスターソース煮
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『向田邦子の手料理』で、気になっていたレシピのひとつです。かたゆで卵を、ウスターソース+酢+ワイン(または日本酒)の漬け汁に2日間。すごくいい色になります。向田さんレシピは、ゆでた鶏レバーもいっしょに漬けますが、ここでは卵のみ。ソース好きにはたまらない味です。

▼きんぴら
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ここからはかすみ亭のメニュー。きんぴらは必ず頼む定番のひとつです。

▼豚バラと里芋
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この里芋は、岩手県北上市二子町の「二子いも」だそうです。栽培史約300年ともいわれる在来品種。テレビで取りあげられて里芋界のVIPになっているらしい。粘りと里芋らしい風味があり、さすがにVIPだけのことはありました。

▼らっきょう
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これも、定番。

▼丸干し
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こういうのを頼むから、お酒が進んじゃう。

▼ポテト焼き
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ポテトの中には、さまざまな野菜がたくさん。お漬けもののような食感の具も入っていました。最後にいただくと、おなかがいっぱい、大満足。ごちそうさま!

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コメント

どれもつまみにしたい料理の品々です。機会がありましたら 是非一度お邪魔したいです。

投稿: よこはま青果塾委員長 | 2010年10月25日 (月) 17時16分

■藤岡さん
はい、機会があったら、ぜひごいっしょしましょう。

投稿: クサマヒサコ | 2010年10月25日 (月) 18時29分

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