« 八百屋塾(2) さといも | トップページ | 八百屋塾(4) りんご »

2010年12月30日 (木)

八百屋塾(3) ねぎ

01_2
12月の八百屋塾、テーマの一つはねぎです。今回は赤ねぎが3種、登場しました。

▼千寿ねぎ
S0102

  • 産地:埼玉県 葱茂商店
  • 品種:元蔵(武蔵野種苗)
  • 特徴:配付資料には「江戸時代から続く、関東根深ねぎのブランド。合黒系、純一本太ねぎ。千住群」とある。ブランドというのは「千寿」のこと。「千住」は品種。埼玉県で作られたねぎは、千住の葱市場に出荷、千住葱商に選別されて「千寿」ねぎになる。

▼下仁田ねぎ
S0701

  • 産地:群馬県 JA甘楽富岡
  • 品種:下仁田(在来種)
  • 特徴:群馬県下仁田特産。生では辛いが、加熱するとやらわかく甘い。加賀群。下仁田町の桜井家所蔵の古文書(1805年11月)によると、「ねぎ御用につき江戸急送方達」とあり、江戸の殿様のご所望だったとか。下仁田ねぎが「殿様ねぎ」と呼ばれるゆえんとされる。

▼下仁田ねぎ
S0601

  • 産地:群馬県 JA甘楽富岡
  • 品種:下仁田(ダルマ系)
  • 特徴:ダルマ系は、太い葉身と丸い葉先、内外葉の葉長がそろっているのが特徴。全長、軟白部分ともに短く、耐病性に欠ける。

▼九条ねぎ
S0301

  • 産地:京都府 JA全農京都
  • 品種:九条太(在来種)
  • 特徴:葉ねぎ。青ねぎとも呼ばれる。京のブランド野菜のひとつ。九条群。

▼赤ねぎ
S0401

  • 産地:山形県 JA庄内みどり
  • 品種:在来選抜種
  • 特徴:江戸時代から続く赤ねぎ。庄内地域の砂質の土壌で栽培される。もとは曲がりねぎだったが、市場性を求められてまっすぐに育てている。茨城の赤ねぎとは違い、一本ねぎ系。

▼わけぎ
S0501

  • 産地:千葉県 JA東葛中央
  • 品種:分け葱
  • 特徴:『花図鑑野菜』(草土社刊)によると、「ネギとタマネギの雑種だが、分類学上はネギとは別種。南日本で作られることが多い。関東では株別れした細いネギを指すこともある」。

▼上州ねぎ
S0801

  • 産地:群馬県
  • 品種:下仁田×F1(長ねぎ)
  • 特徴:品種はトキタ種苗の「なべちゃんねぎ」。この名前では用途が鍋に限られるイメージがあるので、「上州ねぎ」と改名して売られている。

▼関東赤ねぎ
S0901

  • 産地:茨城県 JA水戸
  • 品種:レッドポアロー(在来種)
  • 特徴:城里町(旧桂村)の一部、那珂川流域の沖積土で栽培されている。明治時代から作られていたという赤ねぎ。

▼関東赤ねぎ
S1001

  • 産地:茨城県 JA水戸
  • 品種:ひたち紅っこ(在来種×長悦)
  • 特徴:茨城県園芸研究所が育成した品種。レッドポアローは、鮮やかに発色させるには栽培地を選ぶという難点があり、そうしたところを解決しようと開発された。

|

« 八百屋塾(2) さといも | トップページ | 八百屋塾(4) りんご »

八百屋塾」カテゴリの記事

野菜(葉菜類)」カテゴリの記事

野菜(香辛野菜)」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/125662/50465496

この記事へのトラックバック一覧です: 八百屋塾(3) ねぎ:

« 八百屋塾(2) さといも | トップページ | 八百屋塾(4) りんご »