« 12月の陽子ファームから | トップページ | 【野菜生活研究所】サイト、オープン! »

2010年12月14日 (火)

野菜の学校(7) 吹田慈姑(すいたくわい)

0604

「慈姑」はなかなか「くわい」と読めぬ。「吹田」もなかなか「すいた」と読めぬ。…というのは東えびすだけかしらね。

0607_2

『大坂なにわの伝統野菜』(農文協刊)によると、江戸時代、大坂に出張?した大田南畝(蜀山人)は、おいしかったなにわの食べものを狂歌風に記しているそうです。

思い出るはもの骨切りすり流しすいたくわいに天王寺蕪

吹田慈姑もお気に召したわけです。
以下は配付資料から

  • オモダカ科の水生多年草
  • クワイの名の由来は河芋(かわいも)が変化したという説や、葉が鍬の形に似ていることから、「鍬芋」の略であるともいわれる。漢名の慈姑は優しい女性が多くの子供に乳を与えているように、たくさんの新球がでることからできた名前
  • 日本と中国では塊茎(かいけい)を食用とする。日本では「芽が出る」縁起の良い食物として、主にお正月のおせち料理として使われる
  • 日本の植物分類学の大家である牧野富太郎博士によって、吹田くわいの学名が名づけられ、昔中国から輸入された一般のくわいの1品種ではなく「オモダカ」が日本の肥沃な土地で成長進化したもので、吹田原産であることを明確にされた
  • 初夏に白く可憐な花を咲かせることから、食用にするだけではなく、鑑賞用としても楽しめる
  • エネルギー 126kcal、ビタミンB1 0.12mg、カリウム 600mg、リン150mg/100g中(食品成分表)
  • 塊茎は皮をむいて水にさらしたり、米のとぎ汁でゆでてアクを抜いてから調理する。ユリ根に似たほろ苦さがあり、煮物ではほっくりとした食感が楽しめる
  • 吹田くわいは一般のくわいに比べると、小さく「まめくわい」、「姫くわい」とも呼ばれ、やわらかく、味がほっくりとして濃く、独特のほろ苦さの中にうまみがある
  • 煮しめ、田楽、から揚げなどにする

▼素揚げ
0603

  1. クワイは、皮を取り除き、よく洗う
  2. 1を素揚げして、塩をふり、盛りつける

ホクホクしていながら緻密。お芋の種類かしらと思いますが、それにしては水分が少なく、独特の味わいでした。

|

« 12月の陽子ファームから | トップページ | 【野菜生活研究所】サイト、オープン! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 野菜の学校(7) 吹田慈姑(すいたくわい):

« 12月の陽子ファームから | トップページ | 【野菜生活研究所】サイト、オープン! »