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2011年2月20日 (日)

野菜の学校(9) 一町田(いっちょうだ)せり

S0903
『清水っこ(しみずっこ)』と呼ばれる湧き水が豊富な、岩木町一町田地区。外気温にかかわらず一定の水温を保つため、この地域の田んぼは真冬でも凍らず、藩政時代からせり栽培が行われていました。

かつて冬に葉ものがとれないこの地区の庶民は、春の七草など揃えられず、せいぜい1種か2種でした。一町田のせりは、比較的手に入れやすい七草のひとつであり、冬場の貴重な菜っ葉だったといいます。

■以下は配付資料のまとめ

◇プロフイール

  • セリ科の多年草。日本原産の野菜
  • せりは湿地、畦道、休耕田、水辺の浅瀬に生育することもある湿地性植物
  • 春の七草のひとつで、若葉を食用とする。名の由来は葉が競うようにでる「競る」から「セリ」に転化したという説がある
  • 岩木山の麓、旧岩木町の一町田には「清水っこ」と呼ばれる厳寒期でも凍らず、年間通して約10℃の水温が保たれる湧き水があり、この水を利用して栽培されている
  • 12月の初めから2月にかけて収穫される

◇栄養など

  • カロテン1900μg、ビタミンC20mg、鉄1.6mg/100g
  • 香りのもとになるカンフェンなどの成分に胃を丈夫にしたり、解熱、発汗作用があるといわれる

◇利用方法など

  • ごまあえ、お浸し、天ぷら、味噌汁など。秋田のきりたんぽに入れるのも有名
  • 肉の臭みを消すので、肉類を使った鍋に向く
  • 一町田せりは独特の強い香りとシャキシャキとした歯ごたえがあり、根までおいしいのが特徴
  • 鍋物の具、お浸しや味噌汁、漬物、鍋焼きうどんなど

■試食は「せりごはん」
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熱々のご飯に、さっとゆがいた一町田せりを混ぜただけ。香りを楽しむご飯です。「いろいろ用意したた青森の漬けものといっしょに召し上がっていただくため、塩味はつけてありません」と料理隊長。

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