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2011年3月26日 (土)

オーラスター

S01
「オーラスター」は、第4回フルーツセミナーで「オーラプテンたっぷり加工用ブンタン」というキャッチフレーズで紹介されました。

Ssemi11
オーラプテンは、発がん物質の解毒・排泄促進作用、抗炎症作用、脂質代謝改善効果やメタボリックシンドロームに伴う炎症反応の緩和効果などが期待される、という機能性成分。柑橘類の果皮に含まれていますが、このオーラスターの場合、果皮も果肉にも豊富にあるのだそうです。

オーラプテンはカラタチに多く含まれることが知られています。ただカラタチには特有の匂いがあり、食用にはいかがなものか…。そこで、カラタチの一種「ヒリュウ」を「ハッサク」と交雑させ、さらに晩白柚と交雑させて誕生したのが「オーラスター」というわけです。

「オーラスター」は酸味が強いので、生よりも加工用。生も試食しましたが、オーラプテンを摂るには、確かにマーマレードやジュース、ピールなどにしたほうがよさそうです。

配付資料をまとめると

  • 農研機構果樹研究所が、H・FD-1(ハッサク×ヒリュウ)に晩白柚を交配して育成
  • 2010年に出願公表
  • 果実は扁球形で約400g、果皮は黄橙色で厚さは約13mm、皮は剥きにくい
  • 果肉は黄色でやや軟らかく、果汁の量は中程度で、種子数は約50粒
  • 糖度は11%程度、酸度(クエン酸含量)は2.2g/100ml前後で、酸味が強く、苦みがあり、生食には向かない
  • カラタチ特有の臭気はない(でも、独特の匂いがしました)
  • 収穫期は3月上中旬
  • 果皮、果肉ともにオーラプテンを豊富に含み、加工原料や育種素材として期待される
  • 2011年の秋または冬から、主要なカンキツ苗木業者から販売される予定

▼果皮が厚く、果肉部分の割合は低い
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▼ジュース、マーマレードなど加工向き
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