小田原のかんきつ
「小田原ではこんなにいろんな種類のかんきつができるの!」と思って藤岡さんに聞いたら、小田原は昔からみかん栽培が盛んなところで、最近は品種が多くなったとのこと。市場出荷よりも、観光農園をしたり直売所で売ったりしていると話してくれました。
▼湘南ゴールド 71g/84g
というミニサイズ。前にも藤岡さんからもらったことがありますが、そのときの資料には、「黄金柑のサイズを大きくした」と書いてあった。けど、これ、黄金柑より小さいぞ。
神奈川県産フルーツなので、PRにすごくおカネをかけているらしい。「ちょっとやり過ぎ」と藤岡さんはクールに見てます。
以前の記事「湘南ゴールド」をご覧ください。
▼青島 177g
1935年頃、静岡市の青島平十氏のみかん畑で発見された尾張種の枝変わり。糖度が高いのですが、果皮はあつく、かたい。
▼ネーブルオレンジ 166g
「ネーブルnavel」はおへそのこと。おしりにおへそがあるオレンジ。
▼不知火 228g
「デコポン」と同じ品種「不知火(しらぬひ)」ですが、これは「デコポン」と名乗れるかどうか…。なぜかというと、「デコポン」とは日本園芸農業協同組合連合会傘下の会員で、系統出荷を行い、糖度13%以上、酸度1%以下のものを指す、と決められているのです。
不知火は最初失敗作とされましたが、熊本県で栽培し、バツグンの味とユニークな姿で、高級かんきつの地位を獲得。間苧谷徹先生によると、いちばんおいしいかんきつだそうです。
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