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2011年3月15日 (火)

小田原のかんきつ

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ヨコハマ青果塾の藤岡輝好委員長に、「小田原へ行ってきたんですよ」といただいた袋のなかには、湘南ゴールド、青島、ネーブル、デコポン(ではなく「不知火」)。

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「小田原ではこんなにいろんな種類のかんきつができるの!」と思って藤岡さんに聞いたら、小田原は昔からみかん栽培が盛んなところで、最近は品種が多くなったとのこと。市場出荷よりも、観光農園をしたり直売所で売ったりしていると話してくれました。

▼湘南ゴールド 71g/84g
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というミニサイズ。前にも藤岡さんからもらったことがありますが、そのときの資料には、「黄金柑のサイズを大きくした」と書いてあった。けど、これ、黄金柑より小さいぞ。
神奈川県産フルーツなので、PRにすごくおカネをかけているらしい。「ちょっとやり過ぎ」と藤岡さんはクールに見てます。
以前の記事「湘南ゴールド」をご覧ください

▼青島 177g
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1935年頃、静岡市の青島平十氏のみかん畑で発見された尾張種の枝変わり。糖度が高いのですが、果皮はあつく、かたい。

▼ネーブルオレンジ 166g
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「ネーブルnavel」はおへそのこと。おしりにおへそがあるオレンジ。

▼不知火 228g
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「デコポン」と同じ品種「不知火(しらぬひ)」ですが、これは「デコポン」と名乗れるかどうか…。なぜかというと、「デコポン」とは日本園芸農業協同組合連合会傘下の会員で、系統出荷を行い、糖度13%以上、酸度1%以下のものを指す、と決められているのです。
不知火は最初失敗作とされましたが、熊本県で栽培し、バツグンの味とユニークな姿で、高級かんきつの地位を獲得。間苧谷徹先生によると、いちばんおいしいかんきつだそうです。

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