八百屋塾 ブラックピート
植原葡萄研究所サイトの情報によると
- 熊本県の河野隆夫氏が、1990年に「藤稔」に「ピオーネ」を交配して育成。2004年6月4日に品種登録
- 西南暖地において着色が良く、着色先行形で、紫黒色、円形に近い短楕円形巨大粒(14~18g、最大20g)の極早熟品種。育成地(熊本県宇城市不知火町)では7月下旬~8月上旬に成熟する
- 着色先行形なので、着色のみで収穫時期を判断せず、味を確認して収穫すべき品種
- 果粒は果粉が多く、果皮は厚く、剥きやすい。果皮を剥くと果肉に色素が残り、果芯も紫色で色素が多い。肉質は適度に締まり、多汁
- 糖度は16~17度(最高19度)。酸味は少なく、渋みはなく、あっても極少ない。香りはあまりなく、食味はピオーネほどは濃厚ではなく、ややあっさりした味だが、食べやすく、子供でも食べ始めると止まらず、ひと房全部食べるという
- 極早生の巨大粒種で着色も優れているだけでなく、品質は藤稔にピオーネの旨さが加わり、肉質も藤稔よりピオーネに近くなり締まっているので、相当人気化する品種になるのではないかと期待している
「これ、なかなかいいんだよ。食べてごらん」と言われて、一粒試食しました。種ありです。ツルリとした果肉はさわやかな甘さで、こういう味を「あっさり」というのかもしれません。
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