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2011年5月20日 (金)

[野菜の学校](1) 大和伝統野菜

[野菜の学校]5月は奈良県の大和伝統野菜を勉強しました。

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講師は、奈良県農林部マーケティング課の田中久延さん。1_2

奈良の歴史に始まり、農業の現状から大和伝統野菜のマーケティングまで、わかりやすくお話しくださいました。

大和伝統野菜の条件は、次の通り。

  • 戦前から奈良県内で栽培されている。
  • 地域の歴史・文化を受け継いだ独特の方法で栽培されている。
  • 「味」「香り」「形態」「来歴」などに特徴を持つ。

17品目が選ばれ、4つのポジショニングで分けられています。

  • 主力選手(量もある代表野菜)
    ・大和まな
    ・大和いも
    ・大和丸なす
    ・大和きくな
    ・千筋みずな
  • チャンスメーカー(話題性豊かな野菜)
    ・ひもとうがらし
    ・紫とうがらし
    ・黄金まくわ
    ・花みょうが
  • 個性派選手(物語性のある野菜)
    ・宇陀金ごぼう
    ・結崎ネブカ
    ・片平あかね
    ・下北春まな
  • いぶし銀選手(希少価値のある野菜)
    ・軟白ずいき
    ・祝だいこん
    ・小しょうが
    ・大和三尺きゅうり

今回届いたのは、「大和まな」「大和いも」「大和丸なす」「大和きくな」と、主力選手のほとんど。個性派選手「片平あかね」と「下北春まな」の漬けもの。それに、「香りごぼう」「半白きゅうり」という大和のこだわり野菜もやってきました。
ちょうど野菜は端境期です。特に伝統野菜はとれる種類が少ない時期。それでもこれだけの種類を揃えていただき、ほんとうにありがとうございました。

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