[野菜の学校](7) エリンギ
6月の〔野菜の学校〕のテーマは、愛知の伝統野菜・地方野菜。なぜエリンギが出てくるのか、と思ったら、やなぎまつたけだけでなく、エリンギの人工栽培も愛知県で始まったのだそうです。けっこう、へーぇでした。
▲[野菜の学校]に届いたエリンギ。大きさも形もよく揃っています。
以下は配付資料から
<プロフィール>
- ヒラタケ科ヒラタケ属。
- イタリア、フランス、ロシア、中央アジアなどの原産地でも人気のきのこ。日本では天然物はなく、すべて栽培物。1990年代に愛知県林業センターで初めて人工栽培が行われ、太くて大きいエリンギが開発された。その後、栽培技術が普及するにともなって各地で大量の商業栽培がおこなわれるようになった。
- 歯ごたえが良く、食感はまつたけや加熱したアワビに似ているが、香りや味わいは乏しい。
<栄養・効能>
- エネルギーは24kcal、食物繊維は4.3g/100g。
- 低カロリーで食物繊維が多いので、ダイエットや動脈硬化などの予防にもよい。
<基本調理法・料理例>
- 洗わず、水を絞った布巾などで軽く汚れをふきとって使うとよい。水洗いすると、水分を含んで、水っぽくなってしまう。
- 焼く、炒める、煮るなど加熱して使う。
- 加熱してもかさが減りにくいので、肉巻きの芯にしたりするには最適。
- グリルなどで焼いて縦に裂いて生姜醤油などを添えると、香りはないが、まつたけのような食感が楽しめる。
▼エリンギのピザ
自由が丘にあるイタリアンレストラン「ヴィコレット」は、愛知のおばあちゃんが作る野菜が自慢のお店。オーナーシェフの渡邉貴夫さんに、[野菜の学校]でお話をしていただきました。渡邉さんは、ピザを2種類もってきてくれました。これは、エリンギのピザ。
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