[野菜の学校](7) あぎ茸
「あぎ茸」は、きのこ生産日本一の長野県で生まれた新しい品種です。
あぎ茸についてもよくわからなかったので、きのこマイスターのJA中野市営農部出川秀隆さんに教えてもらいました。
■あぎ茸の配付資料から
<プロフィール>
- ヒラタケ科ヒラタケ属。
- あぎ茸の学名は、Pleurotus eryngii var.ferulaeで、「エリンギの原種に近いもの」という意味。
- あぎ茸は、京都大学の山中勝次教授ときのこ生産者の竹内秀治氏によって、中国で人工栽培されている品種のなかから、えのき茸栽培施設を利用できて、日本の食生活でも適合しそうな品種が選ばれ、日本に導入された。
- 現地では、多数のきのこを栽培しており、日本のように明確な区分をしていない。竹内氏の話では、あぎ茸は、現地の発音で「アウィイ」と呼ばれているが、「アウィイ」とはヒラタケ類を総称した呼称と思われる。
<栄養・効能>
- (社)長野県農村工業研究所の分析によると、アミノ酸の含有量が他のきのこより多い。
- このほか、現在のところ、オーソライズされたデータはない。
<基本調理法・料理例>
- ソテー、フライ、など、油を使った料理によくあう。また、うま味が多いので網焼きやせいろ蒸しなど、素材そのものを味わう料理もよい。
- 基本的にくせがないので、どんな料理法、どんな調味料にもマッチする。
オリーブオイルでソテーし、塩こしょう。
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