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2011年8月25日 (木)

銀鏡(しろみ)のゆずこしょう

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8月のはじめに開かれたアグリフードEXPO2011、[野菜の学校]後半に取り上げる県を中心に見てまわりました。宮崎もその一つ。県の西部、九州山地にある東米良銀鏡の「かぐら里食品」から、特産のゆずこしょうが出展されていました。

「銀鏡」と書いて「しろみ」と読みます。
以下は、銀鏡むらづくり推進会が平成20年(2008年)度農林水産大臣賞を受賞した、という農水省のホームページの抜粋。

  • 東米良地域は、昭和38年(1963年)の一ツ瀬ダム完成以降、ダム関係者の流出と木材需要の低迷も重なり急速な過疎化が進行。
  • 「集落存続のためには働く場所は絶対である」との住民の思いが、昭和47年(1972年)にゆず栽培を導入させ、その後の度重なる凍霜被害等の困難に遭いながらも、集落内で原材料の生産・調達、加工品製造、販売という一貫体制を確立させた。
  • このことで地区内に女性が働く場所が生まれ、女性のアイデアが加工品開発において活かされている。
  • 平成18年(2006年)の2家族7名のI・Uターンにつながっている。
  • 総世帯数:77世帯
  • 農家戸数:36戸
  • 耕地面積:17ha
  • 主要作物:ゆず、椎茸

ゆずこしょうは、銀鏡のとても大事な産品です。地域の期待を背負って、東京ビックサイトにやってきたのでしょう。並んでいるブースは、みなそうですけれど…。やってきた事情が少しでもわかると、あだやおろそかにはできません。

▼赤いゆずこしょうの原料
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赤いゆずこしょうは熟して黄色くなったゆずと赤とうがらしが原料。

▼青いゆずこしょうの原料
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青いゆずこしょうの原料は青いゆずと青とうがらし。

▼赤ゆずこしょう
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  • 品名:ゆずこしょう
  • 原材料名:黄ゆず、赤唐辛子、塩
  • 製造者:かぐら里食品 代表 濱砂修照
    宮崎県西都市銀鏡516番地
    電話0983-46-2121
  • ホームページ:http://mera-yuzu.com/

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: 伝わる履歴書の書き方 | 2013年11月 6日 (水) 11時22分

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