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2011年8月15日 (月)

黄色い桃「つきあかり」

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つくば市にある(独)農研機構果樹研究所で開かれた、新しい桃「つきあかり」の試食会に行きました。

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「つきあかり」は、果肉が黄色いタイプの桃です。今、日本で栽培されている生食用のモモの品種はほとんどが白肉。栽培面積(2008年)をみると、96%が白肉桃、白肉ネクタリン2%、黄肉ネクタリン2%。ここまでで100%ですから、黄肉の桃は0%になってしまいますが、栽培されていないということではありません。

  • 黄金桃    121.3ha    8月中旬収穫
  • ゴールデンピーチ    35.8ha    9月中旬収穫
  • 黄貴妃    7.5ha    8月末収穫
  • ワッサー    5.0ha    8月中旬収穫

で、計167.9ha。
ちなみに、海外では、たとえばヨーロッパ最大の桃の産地イタリアのばあい、48%が黄肉ネクタリン、44%が黄肉桃であわせて92%が黄肉の品種。フランスの主産地をみると、黄肉ネクタリンと黄肉桃がそれぞれ29%で半分以上が黄肉。アメリカでも黄肉品種の栽培が多いそうです。白肉は日本、中国、韓国など東アジアの国々。

さて、そんななか登場した新品種「つきあかり」。7月下旬~8月上旬に収穫できるので、お盆の需要期に店頭を飾る、これまでにない新たなフルーツとして期待されているそうです。
果実は220g程度、果皮は美しい黄色で、陽に当たったところがわずかに赤く色づきます。糖度は14 %台と高く、試食したら甘すぎるくらい。黄肉モモはカロテンを多く含むといいますから、機能性にもすぐれているわけ。

名前「つきあかり」は「月の明かり」で、果肉が黄色、果皮の赤い着色が少ないことに由来するとか。

  • 育成機関名:(独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所
  • 品種名:つきあかり(系統名:モモ筑波121号)
  • 品種登録年月日:2010年3月18日
  • 交雑年:1991年
  • 交雑組み合わせ:まさひめ×あかつき
  • 満開から110~120日前後で収穫できる中生の黄肉品種
  • 育成地における収穫期は7月下旬から8月上旬で、「黄金桃」より2週間あまり早く、「あかつき」より1週間程度遅い
  • 果形は扁円形で、果実重は220g余り、果皮の地色は黄色で着色は少ない
  • 糖度は平均で14%程度、酸味は「黄金桃」に比べて少なく、黄肉モモ特有の香りがあり、食味は良好

▼つきあかりの木
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