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2011年8月11日 (木)

フィレンツェなす

青森の江渡茂彦さんから、「うるいの花芽茎とイタリアンナスのフィレンチェ種を送りました」というメールとともに、箱が届きました。開けてみると、箱からはみ出しそうなみごとななすと、薄緑の美しい野菜が入っていました。

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フィレンツェなすは3つ。計ってみると、1個500g~550gもあります。あまりにもみごとなので、たくさん写真を撮りました。
で、気づいたのですが、全体の姿は、2つが巾着タイプ、1つが大卵タイプ。ヘタの形は、1つが十字路のように4方向に出ており、2つが三叉路のように3方向に出ています。「フィレンツェなす」というひとつの品種というよりは、「フィレンツェ系統のなす」というべきグループと考えた方がいいのかもしれません。

▼巾着形・十字路タイプのヘタ
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▼巾着形・三叉路タイプのヘタ
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▼大卵形・三叉路タイプのヘタ
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江渡さんが箱に入れて下さった資料に、ナチュラル・ハーベスト(有)という、タネの販売会社の資料がありました。

  • イタリアンナス フィレンツェ種
  • 表皮は薄紫色、ずんぐりとした球形でたいへん美しいなすです。形、色、味、どれをとってもこの品種が一番だといわれるくらいです。の実にクリーム色の縦しまが入っています。皮は薄く、剥かなくても使えます。
  • フィレンツェ発祥で古くから伝わる品種です。

「薄紫色」「ずんぐりとした球形」といえるかどうか…、などと思うのは日本人?かもね。
そういえば、ネットでこのなすの情報をさがしたら、よく似ている写真に、「ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェ」と書いてあります。そうか! と思って「ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェ」で検索してみると、ヘタが緑色のタイプも同じ名前で呼ばれていました。
「古くから伝わる品種」には、バリエーションがたくさんあって不思議はない、ということでしょうか。

シシリアンとは違うようで…」という江渡さんのメモ。確かに似てないのもありますが、似ているのもあり。

[野菜の学校]7月の信州野菜のとき、講師の塚田元尚先生がおっしゃっていたことですが、全国どこでも均一の野菜が手に入る国は、世界中で日本くらい。海外では、どこのマーケットへ行っても、その地方特有の野菜ばかり並んでいるそうです。
フィレンツェとシチリアは遠いし、そもそも150年前までは別の国だったのだし。違ってトーゼンですね。

直売所で入手したそうです。フィレンツェなすの袋には、青森県三戸郡五戸町の尾形敏子さんのラベルが貼ってありました。

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