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2011年8月 2日 (火)

番所(ばんどころ)きゅうり

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「この前、信州の山を歩いてきたの。そうしたら直売所で見つけちゃった!」と、[野菜の学校]料理隊長、領家彰子さんが持ってきてくれました。

大事そうに包んであるものを開いてみたら、太いきゅうりが入っています。7月の[野菜の学校]に登場した八町きゅうりに似ている。「番所(ばんどころ)きゅうり」、これも信州伝統野菜に認定されています。

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資料によると

  • 来歴:不明。昭和初期から栽培されている
  • 別名:バンドコうり
  • 伝承地域:松本市安曇(乗鞍高原)
  • 収穫時期:7月下旬~9月上旬
  • 肉厚でみずみずしく、フルーティー。生で、みそをつけ、丸かじりが最高。塩やみその一夜漬けも美味

重さ250g強。私はサラダに入れていただきました。おいしい水を食べているようなみずみずしさがあり、非常によかった。
[野菜の学校]のときの八町きゅうりは、「1本でも2本でも」と強引に頼んで、送ってもらったが…。今だったらどんな味なんだろう。

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なお、信州伝統野菜と認められる基準は次の通り

  • 来歴:地域の気候風土に育まれ、昭和30年代(1955年)以前から栽培されている品種であること
  • 食文化:当該品種に関した信州の食文化を支える行事食・郷土食が伝承されてい
  • ること
  • 品種特性:当該野菜固有の品種特性が明確になっていること

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