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2011年9月 7日 (水)

八百屋塾 (1) 江戸のなす、東京のなす

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9月の[八百屋塾]は、なすがテーマ。これまでなすの研究者によるお話は何度か聞いているので、今回は、江戸東京・伝統野菜研究会の大竹道茂先生に、江戸東京野菜と、先生が復活させたなす「寺島なす」「雑司ヶ谷なす」についてお話しいただくことにしました。

「寺島なす」と「雑司ヶ谷なす」は、どちらもジーンバンクから取り寄せて復活したなす。なす農家の指導を受けて、小学生や中学生が校庭で栽培を始めました。
寺島なすは本格的に栽培されるようになり、市場に出荷され料理屋さんで使われています。

▼寺島なす
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江戸時代の「蔓細千成(つるぼそせんなり)」を復活させたなす。
昨年の[野菜の学校]で江戸東京野菜を取り上げたとき、「寺島なす」がよみがえるまでのプロセスを、大竹先生にお話していただきました。
それをまとめたのがこちら↓
[野菜の学校]②寺島なす

▼雑司ヶ谷なす
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もとは江戸時代の「山なす」で、今年復活の動きが始まったなす。大竹先生のブログ「江戸東京伝統野菜通信」にはそのいきさつが詳しく書いてあります。こちら↓をごらんください。
JA東京あおばが平成23年度伝統野菜の復活計画を発表した
豊島区千歳橋中学校で伝統野菜・雑司ヶ谷なす復活準備

▼雑司ヶ谷なす(焼き)
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コメント

先日はお世話になりました。
寺島ナスを提供いたしました阿部です。
旧寺島村(現:墨田区東向島)で本職の八百屋業とともに町おこしの一環として寺島ナスおよび江戸野菜を推奨しております。
地元のパン屋さんでは「寺島ナスと肉味噌のパン」蕎麦屋さんでは「寺島御前」和菓子やさんでは「寺島なす入りもなか ”なすがまま”」を販売しております。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

投稿: 大喜青果 | 2011年9月16日 (金) 15時28分

■阿部さま
その節はありがとうございました。
またコメントをいただき、御礼申しあげます。
寺島なすのパンや和菓子!ぜひ食べてみたいです。
でも、もしかしたら夏季限定かもしれません?
行く前に調べなくちゃ、ですね。

投稿: クサマヒサコ | 2011年9月16日 (金) 16時46分

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