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2011年9月22日 (木)

[野菜の学校](6) 姫路れんこん

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「姫路れんこん」と呼ばれるれんこんには、在来種と新種があります。
在来種については、「約150年前に導入した朝鮮ハス」という記録があるとのことですが、[野菜の学校]の講師をつとめてくださった、ひょうご在来種保存会会長山根成人さんのお話(聞き違いかもしれないが)から考えると、今回届いた在来種は大津地区に約90年前に山口から入ったものの系統ではないかと思います。山根さんのお話の「新種は茨城から導入したもの」という新種は、資料にある昭和初期から本格的に栽培されるようになったものかもしれません。
在来種は、後から導入したれんこんの下に生えていて、掘ると出てくるのだそうです。いずれにしても姿が違うので、見ただけでわかります。

以下は配付資料から
<プロフィール>

  • ハス科ハス属。れんこんはハスの地下茎。
  • 中国から仏教と一緒に伝来したが小ぶりのためあまり普及しなかった。食用として鎌倉時代に伝来したが、観賞用やお盆のお供え用とされ、実際に食べ始めたのは江戸時代になってから。
  • 姫路市の南西部、大津区や網干区、たつの市御津町一帯。大津地区へは90年ほど前の大正時代に山口県から苗を持ち帰って導入されたのが始まり。
  • 大津れんこんなどの名称があったが、最近姫路れんこんに名称が統一された。
  • 収穫は正月用の引き合いがある年末にピークを迎えるが、夏に始まり翌春まで続く。

<栄養・効能>

  • エネルギー66kcal/100g、水分が81.5%、ビタミンB6、B12、Cを多く含む。
  • れんこんはでんぷん質が多いため、加熱してもビタミンCが損失しにくい。また食物繊維を多く含む。
  • れんこんを切ったときにひく糸のムチンは、糖とタンパク質の複合したもので、胃壁を保護し、たんぱく質や脂肪の消化を促す。
  • 切ったときに茶色になるアク成分のタンニンはポリフェノールの一種で、殺菌作用、消炎や止血作用があり、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、鼻血などによいとされる。

<基本調理法・料理例>

  • れんこんは穴があいていて見通しのよいところから、お正月の縁起物としておせち料理に使われている。
  • 皮をむき、加熱して食べる。アクが強いので、切り口が空気に触れると白色から茶色に変色する。
  • すりおろして団子、蒸し物、揚げ物などにするとモッチリ、煮るとムッチリ、さっとゆでたり、短時間炒めるとシャッキリなど、料理法によって、様々な食感が味わえる。種類によってその食感も異なる。
  • 姫路のれんこんはサクサクとして歯ざわりがよいのが特徴。

▼試食は「姫路れんこんのてんぷら」
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