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2011年9月15日 (木)

ていざなす

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ていざなすは信州伝統野菜です。7月の[野菜の学校]のテーマは信州で、紹介したい野菜リストにはあがっていたのですが、7月(といっても初旬)はまだていざなすには早すぎました。

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これは9月の[八百屋塾]に、築地でていざなすを扱っている塩田勝良さんが持ってきてくれたものです。

以下は、『からい大根(だいこ)とあまい蕪(かぶら)のものがたり』(長野日報社)に書かれている「ていざなす」の記事から

  • 下伊那郡天龍村神原地区で、明治以来受け継がれてきた米なす系の品種
  • 明治20年頃東京の種苗店から取り寄せた巾着型のなすが起源といわれる
  • 「ていざなす」の名称は、タネを取り寄せた田井澤久吉さんの苗字「たいざわ」がなまったもの
  • 今までタネを採取して作ってきたが、果実の形は当初とはかなり違ってきており、昔の姿は「ニューヨーク・インプルーブド・スパインレス」という米国なすによく似ていた
  • 長野農事試験場の記録から推理すると、「ニューヨーク・インプルーブド・スパインレス」は、明治から大正にかけて全国的に注目を集めた品種の一つだった可能性がある
  • 現在の果実は長卵形、果皮は赤紫色、ヘタは緑色
  • 十数戸の農家が栽培。いずれも山あいに孤立するように散らばっているため、それぞれのなすは自分で育てた自慢の系統に進化している
  • 焼きなすにすると舌の上でとろけるようなうまさがある。アクが弱いので生でサラダに入れてもよい。

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重さは430g。断面を撮影するためにカットしてしまったので、田舎煮にしていただきました。なめらかでとろりとした肉質が印象的です。

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