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2011年9月15日 (木)

雑司ヶ谷なす

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雑司ヶ谷なすは、9月の[八百屋塾]でお初にお目にかかりました。それもそのはず、今年復活が始まった江戸時代の「山なす」で、東京の八百屋さんの世界にデビューさせようと、9月の講師、江戸東京・伝統野菜研究会の大竹道茂先生が持ってきてくださったのです。

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「山なす」といっても「山の中で作られたなす」ではありません。

大竹道茂先生のブログ「江戸東京野菜通信」によると
雑司ヶ谷なすは、現在の豊島区雑司ヶ谷一帯で栽培されていたもので、別名「山なす」。宝暦年間(1751-64)、中野村の名主堀江家はなすの苗を江戸城に納めていました。中野は西山(中野・豊島以西の丘陵部)と呼ばれていたので、ここで栽培されたナスを、「山なす」と呼ぶようになったそうです。

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雑司ヶ谷なすは、寺島なす同様、ジーンバンクからタネを取り寄せて栽培が始まりました。色や形がいろいろで、「まだ、安定していない」と大竹先生。

へたが緑色ですが、ヘタだから米なす系とか、この品種を特定することはむずかしく、これから紫色に変わるのかもしれないとおっしゃっていました。
果肉はしっかりしていて果皮はかたいのが特徴。昔の食べ方を見ると、皮をむいて食べている例もあるそうです。食べ方といえば、南大塚のおそば屋さんで、雑司ヶ谷なすのメニューを出しているとか。季節限定で、もう終わっているだろうな。

▼雑司ヶ谷なす誕生のいきさつがわかる大竹道茂先生のブログ
JA東京あおばが平成23年度伝統野菜の復活計画を発表した
豊島区千歳橋中学校で伝統野菜・雑司ヶ谷なす復活準備

▼大竹先生のブログには「雑司ヶ谷なすの冷やがけ」のことも
「雑司ヶ谷ナスの冷がけ」、南大塚の蕎麦屋さんでメニュー化した「甘茄子のなる頃」

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