[野菜の学校](11) みがしき
「みがしき」って、推理したり、類推したりするのがむずかしい名前。似ていたり、連想できる野菜は思いつきません。
「みがしき」は「ずいき」です。「ずいき」というのは、「さといも」や「はすいも」の葉柄のこと。「みがしき群」という植物の仲間があるのですから、「みがしき」という名前のついたワケがあるはずです。
下記は「みがしき」について、鹿児島県サイトにあった情報など
- サトイモ科
- 栽培起源は不明だが,明治時代から継承栽培されている。
- みがしき群の代表的品種で一般には葉柄を利用するが、葉柄・いも兼用種もある。県内各地で古くから多くの家で栽培されてきた。
- 生育状況は、サトイモやトイモガラと同じ。分けつ(根)繁殖旺盛なため長く伸びない。
- 料理するとき皮は剥かずに、そのまま適当にきざみ味噌汁(醤油)に入れる。芋の部分は珍味。
- 蒸して酢味噌で食べる。
- 秋口にかんぴょうとして乾燥保存が可能。
シャキシャキした、思ったよりクセのない味です。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
- トラウベンモスト(2020.07.20)
- 伊吹大根の「ぜいたく煮」(2020.06.30)
「食」カテゴリの記事
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
- トラウベンモスト(2020.07.20)
- 伊吹大根の「ぜいたく煮」(2020.06.30)
「野菜の学校」カテゴリの記事
- 伊吹大根のぬか漬け(2020.06.25)
- 日本の野菜(2020.01.06)
- てるぬまかついち商店の干しいも(2019.06.13)
- 宴の野菜度 銀座「長崎しっぽく浜勝」(2019.02.20)
- 「牧野野菜」の試食(2018.04.15)
「伝統野菜・地方野菜」カテゴリの記事
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- 伊吹大根の「ぜいたく煮」(2020.06.30)
- 伊吹大根のぬか漬け(2020.06.25)
- 「さつま菜」、あらため「細尾菜」(2020.04.30)
- かわさき菅の「のらぼう」-続々(2020.04.21)
「野菜(葉菜類)」カテゴリの記事
- 「さつま菜」、あらため「細尾菜」(2020.04.30)
- かわさき菅の「のらぼう」-続々(2020.04.21)
- かわさき菅の「のらぼう」-続(2020.04.20)
- 江戸東京野菜の「のらぼう菜」(2020.04.13)
- のらぼう菜づくしの蕎麦御膳(2020.04.12)
コメント