[野菜の学校](3) 安納紅芋・安納黄金芋
以下は配付資料から
- 太平洋戦争後、戦地から兵隊さんが持ち帰った芋苗を種子島の安納地区で栽培したのが「安納芋」の始まりといわれる。1998年(平成10年)度には在来種から県が選抜した皮が紅色の「安納紅」、淡い黄色の「安納こがね」が品種登録され、島内では年々面積が増加している。
- 掘りたてより3週間から1ヶ月以上熟成させると甘みが増し、おいしくなる。
- 2品種とも主に焼き芋や蒸し芋で食べられ、肉質が粘質で大変甘い。
- 「安納紅芋」は、糖度が16度にもなる。上手にじっくり焼くと糖度が40度にもなるという。高水分で、焼くとクリームのようなねっとり感がある。
- 「安納こがね」は安納芋を栽培しているとごく稀に現れる白っぽい変色品種。それだけを選りだして殖やした安納芋の変わり種で、食味は安納芋と同等かやや上品な甘み。皮の色は異なるが肉質、糖度などはほとんど変わらない。
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