[野菜の学校](10) かぶの食べくらべ
比較の1つめは、滋賀のかぶ4種と私たちがフツーに食べているかぶの代表として「金町小かぶ」。2つめは、焼き畑で作られている南北のかぶ。南はもちろん滋賀、北は伝統種の多く残されている山形です。
私たちが食べ慣れている関東産のかぶとして、左端の「金町小かぶ」と右端の羽村「井上農園」のかぶ。南北焼き畑のかぶは、左から2番目が「余呉の山かぶら」、その右が北の「宝谷かぶ」
▽余呉の山かぶら
今回は、生での食べくらべ。種類が多かったので、私はすべてをくらべてみるのはやめて、焼き畑どうし「余呉の山かぶら」と「宝谷かぶ」に注目しました。アル・ケッチャーノの奥田シェフのお話では、南北のかぶをくらべると、北の方がきめが細かいとのこと。確かに「宝谷かぶ」はかたい。けれど、南の「余呉の山かぶら」も負けず劣らず。えぐみというか、人に飼い馴らされていない野性味というか…、姿形は全く違うけれど。焼き畑に共通するものがあるのではないかと思いました。
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