[野菜の学校](8) 鮎河菜(あいがな)
以下は「鮎河菜」に関する配付資料から
<プロフィール>
- アブラナ科。
- 甲賀市土山町鮎河地区でのみ栽培されている。地元では「鮎河水菜」とも呼ばれ、自家栽培されている。栽培の始まりは平安時代からとも、大正時代ともいわれる。
- 9月に水田裏作として播種、春3~4月頃、菜の花のようにとう立ちした茎葉部分を手で折って収穫する。
- 特に茎が甘く、生でかじってもおいしい。
<栄養・効能>
- アブラナ科のなばな類には和種、洋種がある。和種は野生種や蕪(かぶ)や白菜に近く、つぼみを食べる。洋種は主に茎葉を食べる。
- 洋種なばなの成分値はエネルギー35kcal、タンパク質4.1g、カルシウム97mg、カロテン2600μg、鉄0.9g、食物繊維3.7 gなど。ビタミン、ミネラルにも富んでいる。
<基本調理法・料理例>
- 地元では塩漬けにするのが一般的。
- おひたし、胡麻和え、油炒め、天ぷらにも。
鮎河菜は春のものです。いま入手できるのは、塩漬け。それを油で炒めて試食しました。
▼鮎河菜のごま油炒め
塩漬けの鮎河菜を1㎝程度の長さに刻み、ごま油で炒めて、酒、しょうゆ、赤唐辛子で調味。
▼鮎河菜の塩漬け
袋に入れたまま、冷蔵庫に少し入れておいたら、古漬け風の色になりました。でも、塩はきつくなく、酸味も少なく、なかなかいいお味。ただ、軸のところは少し筋っぽい。これも、刻んで炒めていただくほうがいいかもしれない。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「食」カテゴリの記事
- はじめまして牧野野菜です。(2021.08.02)
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
「野菜の学校」カテゴリの記事
- 伊吹大根のぬか漬け(2020.06.25)
- 日本の野菜(2020.01.06)
- てるぬまかついち商店の干しいも(2019.06.13)
- 宴の野菜度 銀座「長崎しっぽく浜勝」(2019.02.20)
- 「牧野野菜」の試食(2018.04.15)
「伝統野菜・地方野菜」カテゴリの記事
- はじめまして牧野野菜です。(2021.08.02)
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- 伊吹大根の「ぜいたく煮」(2020.06.30)
「野菜・果物の加工品」カテゴリの記事
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- トラウベンモスト(2020.07.20)
- 伊吹大根のぬか漬け(2020.06.25)
- からだに沁みるぶどうジュース(2019.07.31)
- てるぬまかついち商店の干しいも(2019.06.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント