山形在来作物研究誌 SEED VOL.9
『SEED』は、在来作物研究会のメンバーに送られてくる機関誌です。今年の特集は「最上伝承野菜の魅力を探る」。今年の在作研フォーラムのテーマとリンクしています。フォーラムの日にちが[野菜の学校]にぶつかってしまい、今回はだれも参加できませんでした。
下記は『SEED VOL.9』の巻頭言。
SEEDは英語で「種」の意味を表します。
栽培者の高齢化と後継者の激減によって、地域の宝である在来作物がどんどん失われているなか、最上地方では「最上伝承野菜」を積極的に次代へつなぐ取り組みが行われています。
カブをはじめとし、ダイズや畑ナスなどの個性的な野菜たちからは風土に根ざした、ここ独自の歴史や文化が見えてきます。
最上地方ではじまっている取り組みを事例に在来作物の計り知れない可能性の「種」を一緒に探りましょう。
この巻頭言は今年のフォーラムの趣旨でもあるでしょう。行きたかったなぁ。
『SEED VOL.9』の主な内容は次の通り
特集「最上伝承や際の魅力を探る」
- 特別寄稿 料理研究家から見たやまがたの漬物の魅力
- 特集01 最上伝承野菜につい
- 特集02 おらほの自慢の野菜 畑なす
- 特集03 最上地方の在来カブを調べる
- 特集04 希少伝統野菜の生産拡大支援について
寄稿
- 寄稿01 鶴岡のタケ・ササをめぐって
- 寄稿02 東北地方の個性的なダイコン在来種(1)--あざき大根--
- 寄稿03 「サトイモ」の民俗学的考察
▼裏表紙
写っているのは「輿治兵衛(よじべい)きゅうり」、栽培地は鶴岡市小国地区。撮影は表紙とも、もちろん東海林晴哉さんです。
■SEEDの表紙を撮っている東海林晴哉さんの作品→野菜の絵はがき
■山形在来作物研究会の入会案内→こちらへ
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