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2012年2月14日 (火)

[野菜の学校](5) 黒皮かぼちゃ

[野菜の学校]2月のテーマは宮崎野菜でした。

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「黒皮かぼちゃ」は昔から作られている日本かぼちゃで、「みやざきブランド」の認証を受けています。「平家かぶ」「西米良(糸巻き)大根」「いらかぶ」などと違うのは、よく知られていること。「黒皮かぼちゃ」は昨年4月にひご野菜の一つとして登場しましたが、宮崎のほうがオリジナルとのことです。

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<プロフィール>

  • ウリ科カボチャ属、つる性一年草。
  • 熱帯アメリカ原産で、カンボジアから渡来したためこの名がある。
  • 宮崎の「黒皮かぼちゃ」の沿革をまとめると
    ・1890年代に宮崎市でかぼちゃ栽培開始。
    ・1907(明治40)年、大縮緬(ちりめん)種が栽培され、品種改良が重ねられた。
    ・1921(大正10)年には半促成栽培が普及、翌年には5月にしか出荷できなかったものが、4月上旬に出荷できるようになり、商品価値が高まった。
    ・黒皮の原型は1924年に千葉県から導入し、品質、収量ともに向上、全国一の「黒皮かぼちゃ」産地となった
    ・1927年、農産物発の航空輸送で大阪に販売
    ・系統選抜を繰り返し、1963年に宮崎県オリジナルの宮崎早生1号を開発
  • 「黒皮かぼちゃ」は腰高で肩張りが強く、やや大きめで凸凹が多く、濃黒緑色で見た目にも美しく、果肉も厚く、西洋かぼちゃに比べ独特の風味がある。高級料理用として用いられる。
  • 黒皮の特徴ある外観、ゴツゴツとして、表面に深い溝のある形を菊の花に見立て、「菊かぼちゃ」とも呼ばれる。
  • 宮崎の「黒皮かぼちゃ」は、「日向かぼちゃ」ともいい、品種としては宮崎早生1号、2号がある。ハウス促成栽培が宮崎早生1号、ハウス後作が宮崎早生2号で、宮崎市生目地区を中心に栽培し、12月から6月まで出荷される。
  • 肉質は粘質で、ねっとりとして煮くずれしにくい。中の黄色、外皮の緑色が冴えてコントラストが美しい。ほど良い甘さであることが特徴。

<栄養・効能>

  • エネルギー49kcal、βカロテン700μg、ビタミンC16mg、E2.1mg(日本かぼちゃ)。
  • 西洋かぼちゃの91kcalに比べると、エネルギーや炭水化物が約半分。水分が多く粘質。
  • ビタミンA、C、Eは相乗的に働いて活性酸素を撃退し、細胞を若々しく保ち、動脈硬化やガンなどの生活習慣病を予防する働きが期待されている。

<基本調理法・料理例>

  • 煮る、揚げる、炒めるなど、ほとんど加熱して食べる。日本かぼちゃはだしをたっぷり含ませた煮ものとして食べることが多い。
  • 「黒皮かぼちゃ」は甘みが少なく、淡白な味わい。ほどよい粘りがあり、形くずれしにくい。
  • 火通りがよく、だしがしみ込みやすいため、肉、魚などいろいろな食材と合わせてもなじみやすい。そぼろあんかけ、エビと煮るなど。

日本かぼちゃの試食はオーソドックスにいくなら和風煮ですが、前と同じではつまらない。というわけでサラダ。まあ、ウリ科だからね。サラダもありうる。

▼黒皮かぼちゃのサラダ
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  • 黒皮かぼちゃ 600g
  • たまねぎ 中1個
  • 干しぶどう 30g
  • 日向夏 適宜
  • オリーブ油 大さじ2
  • 塩小さじ1/2
  • コショウ 一つまみ
  • 酢 大さじ2
  1. たまねぎは薄くタテにスライス、水にさらす。
  2. かぼちゃは5㎜の櫛形に切り、蒸す。
  3. 2が熱いうちに調味料と2を加えてあえる。
  4. カットした日向夏と干しぶどうを飾る。

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