麗紅
「ブログネタに」と、よこはま青果塾の藤岡輝好さんから手渡された紙袋。中には、カクテルフルーツ(最近、藤岡さんのブログに登場)とかんきつ「麗紅」、ロマネスコ、キウイフルーツ「香緑」が入っていました。
「麗紅」は果樹研が育成、2004年に命名登録されたかんきつです。
下記はネット情報から。
- 開発目的のひとつは、かんきつの品種構成が年内に成熟する温州みかんに片寄っている状況を改善するため。近ごろ、年明け以降に成熟する中・晩生かんきつが増えたのはその努力が形になったということです。
- 中晩柑のなかで消費者に高い評価を受けている、「不知火(でこぽん)」は、作りづらい上に、酸の多い果実が市場に出回ることがある。
- そこで、開発のゴールイメージは、作りやすく、剥皮性がよく、じょうのう膜が薄く、無核、高糖・低酸、芳香があり、かつ健康機能性成分が豊富であること。すごい。生産者、消費者からの想定しうる要求をラインナップしたようだ。
- 麗紅は、中生で、高糖度、良食味で、無核性かつ単胚性である「清見・アンコールNo.5」を種子親に、晩生で高糖度・良食味で有核の「マーコット」を花粉親にして交雑
- 生まれた「麗容」は、中生で、芳香があり、糖度が高く食味が良いタンゴールタイプの品種
- 果実には、抗がん作用のあるノビレチンを多く含む。
- 「麗紅」と系統は異なるが同じ交配パターンで別の品種として登録されたのが「せとか」。ということは兄弟みたいなもの?
◇麗紅:(清見×アンコール)-No.5×マーコット((きよみ×アンコール)-No.5×マーコット)
◇せとか:(清見×アンコール)-No.2×マーコット((きよみ×アンコール)-No.2×マーコット)
▼袋に入っていたカクテルフルーツ
カクテルフルーツについては、前にこのブログで書いています。
■カクテルフルーツ(2010年1月29日)
■オロブロンコとカクテルフルーツ(2006年2月26日)
今回いただいたカクテルフルーツは398g。手でむける。香りがあってジューシーで、甘酸バランスもよく、藤岡さんも書いているけれど、確かにおいしい。ほしいけれど、近くのフルーツショップではこのところメローゴールドをプッシュしているみたい。
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