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2012年3月14日 (水)

[野菜の学校](2) 碧南(へきなん)鮮紅五寸人参のスコーン

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[野菜の学校]3月のベジタブルパーティは、お茶と今年度取りあげた地方の野菜(できれは伝統野菜)を素材にした、(できれば)スイーツをいただこうというプランです。

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私の担当は、昨年6月に勉強した愛知伝統野菜。あのとき「十六ささげ」の鉢植えを提供してくださったのは、赤坂アークヒルズ2階のユニークな八百屋さん「ベジマルシェ」を運営するデザイナーフーズ(株)丹羽真清社長の母上でした。
今回、伝統野菜のスイーツを探してみましたが、愛知では伝統野菜はプロのつくる作物ではなくなっていると聞いていたとおり、まったく見あたらず。どうしたものやら、と思っていたところ、丹羽さんの講演を聞きに行ったときに、丹羽さんのお知り合い、愛知在住の長田絢さんにお目にかかり、「そうだ、相談してみよう」と思いつきました。私にしては上出来の、頭のフットワークです。

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で、作ってもらったのが、碧南五寸人参のスコーン。「もっとにんじんくさくてもいい」と言う野菜フリークもいましたが、上品で、みんなから好まれる味に仕上がっていたと思います。

▼碧南(へきなん)鮮紅五寸にんじん
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大正時代、県内産地や県外の品種を導入したなかから、矢作川下流の碧南市を中心とする砂地の冬越し人参産地にあったものが選抜され、自家採種でつくられたものだそうです。「へきなん美人」とも呼ばれるとか。確かにスラリとした美形です。

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