『ふくいの伝統野菜』

福井県東京事務所の方から拝借している本です。

［野菜の学校］は過去2年間、日本の伝統野菜・地方野菜をテーマに講座を開いてきました。来年度も同じテーマで継続することになり、どの地方をとりあげるか決めるために、手分けして探した資料のひとつ。
ネットでこの本の存在を知りました。が、絶版という。あきらめかけたとき、思いついた。そうだ。［八百屋塾］に来てくれた福井県東京事務所の人に聞いてみよう。で、いま、借りている。アンド、コピーさせてもらっています。

福井県では、2011年3月に「伝統の福井野菜振興協議会」が設立されました。県のサイトには次の記事が出ています。

• 奥越サトイモ、ラッキョウ、勝山水菜、吉川ナスなどの県内の伝統野菜の生産振興や消費拡大を目指す「伝統の福井野菜振興協議会」の設立総会が、3月21日(火)、県国際交流会館で開かれ。
• 協議会の構成メンバーは、生産者、流通業者、自治体など。
• 料理講習会や啓発活動などを通じて、民間と行政が一体となって福井の伝統野菜を継承していこうというもの。
• 西川知事は来賓あいさつで「先週発表した私のマニフェストにおいても『伝統の福井野菜の復活』を掲げたところ。今後は福井県のブランドとして県外に発信できるようPRしていきたい」と述べた。

県では伝統野菜の機運が高まっている感じがする。この際、本を復刻しないかなあ。まず、作物の復活はもちろんだけれど。