クックドッポ
辻調塾3月のテーマは、「漫画『クックドッポ』の制作現場」でした。スピーカーは原作者魚柄仁之助さんがメイン、それに漫画家山仲剛太さんと、小学館の近藤さん。
魚柄仁之助さんのことは『大正時代の知恵に学ぶ 野菜の食べ方178種類』(絶版だそうです)という本で知っていました。本の印象からちょっとむずかしい人かしらと思っていましたが、「あきんど」と自称する、とても魅力的な、話術の巧みな方です。
お話は、『クックドッポ』に載っている「横須賀カレー」から、フードファディズムへの批判、食生活の変化まで、つきることがありません。
魚柄さんは、日本人は昔もっと食べ方が上手だったといいます。昭和13年頃の日本人がモデルになるのではないか、とも。
近代から現代へ日本の食が変化したきっかけをあげると
- 栄養学の発展
- 大陸進出による食の開国
- ガスの普及
- 冷蔵庫の出現
3.11が変化のきっかけになる可能性もある。今後、価格だけでない評価軸が現れるのではないか、というお話が印象に残りました。
[野菜の学校]受講生募集のPRをしたところ、伝統野菜弁当のアイディアをいただきました。魚柄さん、ありがとうございました
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