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2012年4月 8日 (日)

TAKA FARMの中島菜

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伊勢丹の青果売り場で「能登島赤土野菜」“TAKA FARM ”というちょっと目立つロゴタイプをつけたパッケージに入っていました。

このパッケージに入っている野菜が何種類か並んでいるのを、同じ売り場で見かけたことがあります。あまり一般的ではない洋野菜が多く、“TAKA FARM ”というアルファベットといい、しゃれたロゴタイプといい、能登の伝統野菜と結びつきませんでした。
ネットによると、“TAKA FARM ”は脱サラで農業を始めた高さんという若いご夫婦の農園。メディアにもよく取りあげられています。最近では日経の「ニッポンの農力」というシリーズにも登場していますから私も読んだはずですが、このパッケージの野菜を作っている生産者のこととは思わなかった。

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メディアから注目されている若い農園で、洋野菜などと並んで栽培されている伝統野菜。こうなれば、直売所に並ぶだけでなく、広く流通して育っていくのでしょう。各地の伝統野菜の状況と比べて、とても興味深いケースだと思います。

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「中島菜」は、家庭菜園で育てている方にいただいたことがあります。今回は、それよりも丈が短くて茎が太く、葉もずっと厚い。
以下は能登野菜のサイトから「中島菜」について。

  • 中島菜はツケナ類の一種で葉に刻みがあるのが特徴。独特のほろ苦さと辛みがある。
  • 来歴は不明。旧中島町で明治時代から小規模ながら栽培されてきた。
  • おひたしや漬けものにして食べる、春先の貴重な菜。
  • 石川県立大と石川農研の研究で、血圧上昇を抑制する機能性成分を他の野菜より多く含んでいることが確認された。
  • 2006年11月、農産物では県内で最も早く地域団体商標を取得。

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