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2012年5月 3日 (木)

八百屋塾 (3) 新じゃが「にしゆたか」

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4月の[八百屋塾]のテーマは新もの野菜。新じゃがは鹿児島産の「にしゆたか」です。

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「新じゃが」って春に九州から、秋に北海道から出てくる、となんとなく思っていた。サイズも小さいのや大きいのがある。新じゃがのきっちりした定義はあるのだろうか、と探してみたら、「じゃがいも博物館」というサイトの「主婦の疑問・質問」コーナーに回答がありました。
まとめてみると

  • 新ジャガの定義はない。個人、地方、業界でばらばら。
  • 北海道では、越冬ものが終わった後6、7月に出る、春植えた親株についた肌のきれいなじゃがいものこと。早い時期は「男爵薯」を改良した色白の「ワセシロ」(伯爵)が多い。また、9月、10月に「新じゃがの美味しい時期になりました」と宣伝していることも多い。
  • 3~5月に出回るものは鹿児島や島原半島など南国産。未熟なうちに収穫し、水分が多い。皮が弱くてところどころとれてしまっていたりする。※これが私の新じゃがのイメージ。
  • ポテトチップス業界では、各産地で、その年初めて収穫した完熟いもを新じゃがと呼ぶ。ポテトチップス用「新ジャガ収穫前線」は、5月上旬に南九州を出発し、長崎、広島、6月関東、東北……と日本列島を北上し、7月に北海道に上陸、8月中旬の道東・道北で終わる。(『食の科学』1991年10月号種村)
  • 結局、東大の杉山信男教授の「冬期間貯蔵されたものと、春収穫されたものが、同時期に出回る場合、両者を区別するため、新たに収穫したものに『新』という語がつく」ということではないか。

なるほどね。ハッキリした定義はないということがハッキリして、スッキリしました。
ところで「にしゆたか」という品種は下記の通り。

  • 長崎県総合農林試験場で、外観・食味が良好な暖地の主要品種「デジマ」を母、大粒で春秋とも多収性の「長系65号」を父として交配・育成し、昭和53年(1978)に「ばれいしょ農林23号」として登録
  • 西南暖地に適しているので「西」、豊産性であることから「豊か」、あわせて「ニシユタカ」と命名
  • 暖地で最も多く栽培されており、「新ジャガ」として出回っている大部分はこの品種
  • 北海道でも網走、空知、石狩地方などで栽培

▼ゆでて試食しました
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