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2012年6月 6日 (水)

[野菜の学校](3) 秋田ふき

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野菜の学校]6月のテーマは秋田伝統野菜。秋田でふきなら「秋田ふき」と思うのは自然です。有名ですし。

下記は配付資料から

  • 江戸時代1745年に、秋田藩主 佐竹義峰は、他国の殿様とのお国自慢話の中で、巨大な秋田ふきの話をしたが信じてもらえず腹を立てた。そこで国許から速やかに秋田ふきを取り寄せて披露したところ、目の前の大きなふきに、先日馬鹿にしていた諸侯の藩主も謝罪したという。
  • 秋田音頭に「秋田の国では雨が降っても唐傘などいらぬ、手ごろのふきの葉サラリとさしかけさっさと出て行がえ」とある。

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半分に切って、葉っぱで全体を包んで送られてきました。茎と葉っぱをつなげてみると、1m以上ありました。これは、比較的小さなもので、大きいものでは2mにもなるのだそうです。
秋田ふきには、茎が青い「青ふき」、茎が赤い「赤ふき」、大きい「大ふき」と3種類あります。
▼青ふき
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▼赤ふき
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▼大ふき
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▼比較すると
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「秋田ふき」は、食用としてはイマイチだった。北海道には「羅湾ぶき」という、「秋田ふき」に似た、大きなふきがあるそうです。これはおいしいらしい。

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