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2012年8月27日 (月)

八百屋塾 (4) 東京産「寺島なす」

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8月の[八百屋塾]のテーマはなす。江戸東京野菜の「寺島なす」も登場しました。ただ、今まで出合った「寺島なす」は、なす名人の星野直治さんや、井上誠一さんのお作。今回は向島から届いたなす、というので、ちょっとびっくり。向島に畑はありそうにないけどなぁ。

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「寺島なす」の展示といっしょに「畑のない地域からの野菜出荷」を目標にしているという寺島・玉の井まちおこし委員会のチラシ「めざせ、中央市場!寺島なす復活プロジェクト」がありました。
下記はそのまとめ。

  • 墨田区東向島はかつて地名を寺島といい、江戸の人々に新鮮な野菜を供給していた。そこで、畑のない墨田区で、「寺島なす」を復活させ、生産する活動「めざせ、中央市場!寺島なす復活プロジェクト」が始まった。
  • 墨田区では、路地での園芸、マンションベランダなどでの家庭菜園が盛んなので、そこで「寺島なす」を作ってもらい、箱詰めし、最終的には中央市場への出荷をめざす。

なかなか志の高いプロジェクトです。

ただし、今回[八百屋塾]に届いた「寺島なす」は、このプロジェクトとは別。東向島(つまり昔の寺島)にある大喜青果さんが、江戸川区の農家さんの畑を借りて作ったもので、トレーサビリティもきちっとしています。「実際には、プランターで栽培したものは市場には出荷していません」とのことでした。

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