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2012年9月 9日 (日)

[野菜の学校](5) 地いも

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[野菜の学校]の9月のテーマは愛媛・伊予野菜です。「地いも」は、標高の高い畑で100年近く栽培されているという小ぶりのじゃがいも。粘り気が強く、煮崩れしにくいのが特徴です。

「地いも」は「じゃがたらいも」とも呼ばれるとのことですが、「じゃがたらいも」という名前は愛媛だけではなく、全国各地で用いられています。江戸時代の書物には「馬鈴薯(ジャガタライモ)として記され」ている、と『日本の野菜』(青葉高著・八坂書房)にはあります。また、青葉先生によると、じゃがいもには地方名が多く、『農作物の地方名』では102種類、『日本植物方言集』では262種類。じゃがいもは現地化に大成功した作物の一つということでしょう。

▼地いもの煮転がし
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「地元の味付けで調理をしたものでないと良さが伝わらないと思うので、調理したものも」と、送ってくださいました。皮ごと煮転がしにしたみそ味の一品。じゃがいもって皮のところがおいしい。

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