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2012年9月23日 (日)

紅ロマン

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青森在住の江渡茂彦さんはよく旅に出ます。今回は岩手県江刺から、新しい品種「紅ロマン」を送ってくださいました。

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以下江渡さんのメール

本日は岩手県江刺にやって来ました、
一番高値がつくりんごを栽培する、高野さんの紅果園です。彼が育種したロマンシリーズ、紅ロマン ゴールドロマン みちのくロマン 藤原ロマンのうち一番目の紅ロマンを送りました。8月20日ころからの収穫で少し遅れましたが、多少柔くなった程度です。

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江渡さんのメールにある「高野さん」とは岩手県果樹協会顧問の高野卓郎さん。JA江刺のサイトに紹介されています。

  • 「紅ロマン」は高野卓郎さんが「シナノレッド」の自然交雑実生をもとに育成した新しいりんごで、2007年に初結実。現在5千本を植栽。
  • 「高野1号」として2009年11月2日品種登録申請受理、「紅ロマン」は商標登録第5128504号。
  • 収穫は8月15~20日ごろ。楕円形で重さは1個300g前後。ほどよい酸味としっかりした食感。「お盆に食べられるおいしいりんご」「ほかの夏のフルーツとは違う食感と酸味が魅力」と好評。
  • 高野さんは、稲作が中心だったこの地域で、わい化りんご栽培を導入普及、「江刺りんご」のブランド確立に貢献してきた。
  • オリジナル品種の育成を手がけ、これまでに取得した商標は10以上になる。その中で「江刺りんごがもう一度伸びる最高のチャンス」と高野さんが期待を込めているのが、「ロマンシリーズ」4品種。「紅ロマン」「ゴールドロマン」「藤原ロマン」は商標登録済み、「みちのくロマン」は登録申請中。

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「紅ロマン」は、東京市場に出荷されるのは今年3年目。夏のりんごとして評価が高く、高値で取引されたという記事もありました。
江渡さんからいただいた「紅ロマン」は、230g~360g。確かにとりたてはもっとかたいのでしょう。でもジューシーで、バランスのよい味。真っ赤な姿も魅力的なりんごです。

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