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2012年10月29日 (月)

八百屋塾 (1) きのこ(栽培もの)

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10月の[八百屋塾]は、きのことりんごがテーマです。お話は(財)日本きのこ協会の中沢武先生。

林野庁が発表した2010年の「きのこ類の生産動向」を紹介してくださいました。
■生産量のベスト3

  1. えのきたけ 140,951トン
  2. ぶなしめじ 110,486トン
  3. 生しいたけ 77,097トン

■生産額のベスト3

  1. 生しいたけ 721億円
  2. ぶなしめじ 541億円
  3. えのきたけ 328億円

えのきたけは生産量トップですが、生産額は3位。4位の舞茸(326億円)とたいして変わらず。舞茸の生産量は43,446トンで、えのきたけの1/3にもなりませんから、えのきたけがいかに安いかがわかります。消費者にとってはありがたいことですが、生産者にはつらい。以前に農政ジャーナリストの会の視察旅行についていって見学したえのきたけの工場を思い出しました。
それでもきのこ栽培のメリットはあります。

  • 無農薬栽培の安全性
  • 周年供給可能な安定性や利便性
  • 材料、生産、加工、流通のトレーサビリティ確保

というわけで、栽培もののきのこの種類は増えています。
▼生しいたけ(岩手)
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▼大黒しめじ(三重)
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▼丹波しめじ(京都)
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▼まいたけ(新潟)
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▼エリンギ(長野)
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▼大凧しめじ(ひらたけ)(新潟)
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▼ジャンボなめこ(福島)
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▼なめこ(群馬)
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▼たもぎたけ(北海道)
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▼山えのきたけ(新潟)
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▼山あわび(和歌山)
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▼ブラウンマッシュルーム
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