第1回 食のアカデミーセミナー
「食材の食べくらべ」 と「調理法の違いよる食べくらべ」があるという「第1回 食のアカデミーセミナー」の案内をいただき、参加しました。主催は一般社団法人ALFAE(アルファ)。会長の亀岡考治先生のお話を、辻調<新塾>でうかがったのがご縁です。
配付資料に「フードアルチザン」という気になる食材のパンフレットが入っていました。食べくらべやランチの食材として使われています。フードアルチザンって魅力的なコトバだなぁと思って、あれこれ見ていたら、このセミナーを協賛しているのが、イオンリテール(株) フードアルチザングループでした。
▼トマトの食べくらべ
左から、埼玉産(と思う)大玉トマト、フードアルチザン品目の「赤採りトマト」、フルーツトマト。
「赤採りトマト」は大分県臼杵市産の樹上完熟トマト。という案内がありました。ネットを見ると、臼杵市のトマトは冬春作ですから、5月中旬に出るものは終盤。大玉トマトの作型はどうなのかしら。フルーツトマトは通常のフルーツトマトの味がしました。
▼かぶの食べくらべ
「生」「グリエ(焼き)」「ミジョテ(煮)」を比較しました。
どれも水分がたっぷりで甘い。調理によって、かぶに含まれる水の味と香りが違うように思えました。私は「焼き」が好き。かぶの品種と産地は不明。
▼ランチ
▽トマトと燻り豆腐のカプレーゼ
「赤採りトマト」「燻り豆腐」、どちらもフードアルチザン品目です。「燻り豆腐」は岐阜産、チーズのような風味の豆腐。
▽あさりとじゅんさいのパスタ
「じゅんさい」は秋田産のフードアルチザン品目。カッペリーニを使ったクリームソースの冷たい料理です。
▽雑穀のミルク煮 カシスソース
デザート。岩手産「雑穀」と青森産「カシス」がフードアルチザン品目です。雑穀は、はたかきび、アマランサス、ひえ、あわ、もちきび、赤米、黒米、はと麦、大麦の9種類ミックス。やさしい甘さのミルク煮に、カシスソースがよくマッチしていました。
▼ALFAE(アルファ)
ALFAEのことをちゃんと知ろうと思ってホームページを見ました。
“ALFAE”には「アジア太平洋食・農・環境情報起点」というただし書きがついていて、これを見るとなんとなく想像ができるのですが、“ALFAE”という綴りはフツーの日本人には読みにくい。ホームページを探したら、設立趣旨のページに読み方がありました。
▽ALFAEについて
アジア・太平洋 食・農・環境情報拠点 ALFAE(アルファ)は、「食・農・環境」の豊かな発展を目指す 産学官民連携組織です。センサーネットワークや光センシング技術など最新のICT技術を応用、 アンビエント情報化社会の発展に貢献する様々な研究活動を通じて「食・農・環境」の情報拠点を目指し、 「健全な食・農・環境ビジネスの創成」、「次世代への社会発展」、「科学技術の革新」、「優れた人材の育成」、「文化の継承」など幅広い分野において、社会貢献できるプロジェクト指向の拠点として活動しております。
GINSAI銀座
中央区銀座7-4-14光ビルB1
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